徒花の涙
Music and Lyrics:針原翼(はりーP)
Arrangement:棚橋EDDYテルアキ
Engineer:YoP
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歌詞(問題文)
(ひとりっきりあのこはないていた)
一人っきり あの子は泣いていた
(にげだしたかこのむりょくおもいだして)
逃げ出した過去の無力 思い出して
(たいせつなきおくをひたかくし)
大切な記憶を ひた隠し
(うまれてはいけなかったとないていた)
生まれてはいけなかったと泣いていた
(じへんのあらなみがうねりをあげてゆく)
事変の荒波が 畝りをあげてゆく
(いづれだれもがとおるわかれみちへ)
いづれ誰もが通る 別れ道へ
(あともどりができないぼくらの)
後戻りができない 僕らの
(じゆうとはなんだろうか)
自由とは何だろうか
(であってしまうめいろ)
出会ってしまう迷路
(うまれただいしょうばかりにざいをだいてしにそこなったこころが)
生まれた 代償ばかりに罪を抱いて 死に損なった心が
(のこされたあいもうばってしまってからっぽになった)
のこされた愛も奪ってしまって からっぽになった
(ほどいてよいたいよころしてくれよ)
解いてよ 痛いよ 殺してくれよ
(うなされたよるのゆくすえは)
うなされた夜の行く末は
(きめつけられたつうれつなさんじょうかれつごうくのなかで)
決めつけられた 痛烈な惨状 苛烈業苦の中で
(なきやんだあのこはふきつなこ)
泣き止んだあの子は不吉な子
(あいつはあいつはこどくなんだ)
あいつはあいつは孤独なんだ
(むじゅんをかきあつめてすてにゆくすがた)
矛盾をかき集めて 捨てにゆく姿
(じぶんにはふさわしいとにをおろした)
自分には相応しいと荷を下ろした
(あるいはいつかだれかのためになりどんなしごともこなせたらいいなって)
或いはいつか 誰かのためになり どんな仕事も熟せたらいいなって
(みをこがしたせつないおもいでに)
身を焦がした 切ない思い出に
(つながれてふじゆうなのにあのこはわらっていた)
繋がれて不自由なのに あの子は笑っていた
(だれにも)
誰にも
(けがされていないしんじつのあいをもとめていきぬくこころが)
汚されていない 真実の愛を 求めて生き抜く心が
(あるけばみずをかけられるようなかれたせかいだろう)
歩けば 水をかけられるような 枯れた世界だろう
(つらいのはもうなれっこだってかえられないことをしってる)
つらいのはもう 慣れっこだって 変えられないことを知ってる
(むりょくなままでわらいあえるひび)
無力なままで 笑いあえる日々
(それだけがあなたへゆるすなら)
それだけがあなたへ許すなら
(たえぬいてみせて)
耐え抜いてみせて
(とこよとうつしよのさかいめにおちて)
常世と現世の境目に落ちて
(てんとちのはざまでちゅうぶらりだろう)
天と地の狭間で宙ぶらりだろう
(おねがいあなたはくらやみにいどむひと)
お願い あなたは 暗闇に挑む人
(まなざしをむけるさきにひかりをさがせるひと)
眼差しを向ける先に 光を探せる人
(いつかあなたのちかくでないているだれかがいるとしたら)
いつか あなたの 近くで 泣いている 誰かがいるとしたら
(きっとぼくたちのなみだもそのうみにながれつく)
きっと 僕たちの 涙も その海に流れつく
(ぬれたほほにぬくもりのかさをさしてあめをしのごうよ)
濡れた頬に 温もりの 傘をさして 雨を凌ごうよ
(けっしてまよわないあさがくるくるしみのむこうがわに)
決して迷わない 朝が来る 苦しみの向こう側に
(きめつけられたつうれつなさんじょうかれつごうくのなかで)
決めつけられた 痛烈な惨状 苛烈業苦の中で
(いのちのだいしょうなんてどこにもないぜあらゆるすべてのこころは)
命の大小 なんてどこにもないぜ あらゆる全ての心は
(とわにかがやくせんこうとなってつきすすんでゆけ)
永遠に輝く閃光となって 突き進んでゆけ
(あいされすぎてうしなったあいをこどくというなのせかいだろう)
愛され過ぎて失った愛を 孤独という名の世界だろう
(あのこはきみにであうまでいまもないているから)
あの子は 君に出会うまで 今も泣いているから
(そうだぼくたちはくるしくてもいきをする)
そうだ 僕たちは 苦しくても 息をする
(いつかはそうだぼくたちはうれしくてないていた)
いつかはそうだ 僕たちは 嬉しくて 泣いていた
(いきるいみそれはうまれたこと)
生きる意味それは 生まれたこと
(せいいっぱいいきをしようぜ)
(精一杯 息をしようぜ)
(ぼくたちがいきるいまのこと)
僕たちが生きる「今」のこと
(どんなこんなんものりこえろ)
(どんな困難も乗り越えろ)