拝啓、桜舞い散るこの日に
歌/作詞作編曲
まふまふ
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歌詞(問題文)
(はるいろにそまるこうしゃ)
春色に染まる校舎
(これからおきわすれるせかい)
これから置き忘れる世界
(ながかみゆらすきみはつぶやく)
長髪ゆらす君はつぶやく
(とおまわりをしよう)
「遠回りをしよう?」
(はなびらがちるみたいに)
花びらが散るみたいに
(ひらひらはなれちかづいて)
ひらひら離れ近づいて
(ただそうして)
ただそうして
(ぼくらここでつながったんだ)
ボクらここで 繋がったんだ
(きせつがせかしたように)
季節が急かしたように
(せなかをおしたつうがくろ)
背中を押した通学路
(しょうらいのゆめみらいぞうきみのせっけいず)
将来の夢 未来像 君の設計図
(てすとによくでるよ)
テストによく出るよ
(ゆるされたいことばっかで)
許されたいことばっかで
(みうしなうことばっかの)
見失うことばっかの
(このてにみらいなんてまだたくせないのに)
この手に 未来なんてまだ託せないのに
(ぼろぼろになったぺんときょうかしょ)
ボロボロになったペンと教科書
(よれいのがしたじてんしゃ)
予鈴逃した自転車
(きみをきずつけたあのらくがき)
君を傷つけたあの落書き
(だいきらいなはずなのに)
大嫌いなはずなのに
(めをふさぎたいわけでもない)
目を塞ぎたいわけでもない
(かきかけのおはなしは)
書きかけの御話は
(いつもあのほうかごのむこう)
いつもあの放課後の向こう
(おとぎのはなしみたいな)
おとぎの話みたいな
(きせきはもちあわせちゃいない)
奇跡は持ち合わせちゃいない
(ただふたしかなきょうとそれにつづくあしたが)
ただ不確かな今日とそれに続く明日が
(あったくらいのせかい)
あったくらいの世界
(ろくなおもいでもないや)
「ろくな思い出もないや」
(きみをさびしそうにさせる)
君を寂しそうにさせる
(でもこれがぼくにいえるせいいっぱいなんだ)
でもこれがボクに言える精一杯なんだ
(だれかのなげやりなものさしで)
誰かの投げやりなものさしで
(くるいないちょっけいをはかるんだ)
狂いない直径を計るんだ
(このせかいのさだめたいきじゅんと)
この世界の定めたい基準と
(ゆきばないぼくたちのずれたみらいを)
行き場ないボクたちのズレた未来を
(そしたらことばがじゆうに)
そしたら言葉が自由に
(つかえなくなったっけ)
使えなくなったっけ
(のどからでられないさみしい)
喉から出られない「寂しい」
(なりやまぬこうかいとりこーだー)
鳴りやまぬ後悔とリコーダー
(かばんのおくのつうしんぼ)
鞄の奥の通信簿
(おくじょうでふみつぶしたさんげんめ)
屋上で踏み潰した三限目
(すなおになれないこころを)
素直になれない心を
(すてられぬまま)
捨てられぬまま
(いえなかったことばは)
言えなかった言葉は
(きみとふたりあるきだすみらい)
君とふたり歩き出す未来
(きずつけあったくるしめあった)
傷つけ合った 苦しめ合った
(かぞえきれないほどにくやんだ)
数えきれないほどに悔やんだ
(ひとりになったきみとであったおとなになっていた)
ひとりになった 君と出会った 大人になっていた
(やりなおしなんてないもうもどれもしない)
やり直しなんてない もう戻れもしない
(さくらいろあたらしいけしきをそめる)
桜色 新しい景色を染める
(ぼろぼろになったぺんときょうかしょ)
ボロボロになったペンと教科書
(よれいのがしたじてんしゃ)
予鈴逃した自転車
(すなおになればそばにいられた)
素直になればそばにいられた?
(さよならぼくらのぼくらだけの)
さよならボクらの ボクらだけの
(いちぺーじ)
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(これからのおはなしは)
これからの御話は
(このとびらをひらいたむこう)
この扉を開いた向こう