波紋

(かなわないねがいのなかでしんじたきせきが)

叶わない願いの中で　信じた軌跡が

(いつかせかいのはもんになるようすべてをつたえていく)

いつか世界の波紋になるよう　全てを伝えていく

(なんのためにうたをつむぐ)

何のために　唄を紡ぐ？

(かがやきはもうそらにきえた)

輝きはもう空に消えた

(きみのひとみはなにもうつさない)

君の瞳は何も映さない

(それでもあすをまっているの)

それでも明日を待っているの

(なげきのしらべをここにのこそう)

嘆きの調べをここに残そう

(きみがいまいたみをわすれないように)

君がいま痛みを　忘れないように

(こころのかたすみにそっとかくしていたおもいが)

心の片隅にそっと　隠していた想いが

(なにげなくきえてゆくときかなしみがはじまる)

何気なく消えてゆく時　哀しみが始まる

(かなわないねがいのなかでしんじたきせきが)

叶わない願いの中で　信じた軌跡が

(いつかせかいのはもんになるようすべてをつたえていく)

いつか世界の波紋になるよう　全てを伝えていく

(はじまりとおわりなんて)

始まりと　終わりなんて

(ゆずられてゆくものでしかない)

譲られてゆくものでしかない

(ふたつをつなぐよわいらいんで)

二つを繋ぐ　弱い線（ライン）で

(きみがいまだれかをすくえるならば)

君がいま誰かを　救えるならば

(たかくそらをあおぐようなきみのしんじつは)

高く空を仰ぐような　君の真実は

(さまようこころにともってかなしみうちやぶる)

彷徨う心に灯って　哀しみ打ち破る

(もうながれないはずだったあついしずくから)

もう流れないはずだった熱い雫から

(いつかせかいのはもんがおきてすべてをつないでゆく)

いつか世界の波紋が起きて　全てを繋いでゆく

(こころのかたすみにそっとかくしていたおもいは)

心の片隅にそっと　隠していた想いは

(ほんとうのつよさにであってみらいをつくってゆく)

本当の強さに出会って　未来を創ってゆく

(かなわないねがいのなかでしんじたきせきが)

叶わない願いの中で　信じた軌跡が

(いつかせかいのはもんになるようすべてをつたえていく)

いつか世界の波紋になるよう　全てを伝えていく