暁の祈り

(きみがわらったぼくはただみつめた)

君が笑った僕はただ見つめた

(ほおをなでるてにそっとめをとじてた)

頬を撫でる掌にそっと目を閉じてた

(きみのとなりでまどろんだきおくはいまもぼくのこころをあたためている)

君の隣でまどろんだ記憶は今も僕の心を暖めている

(やさしさにつつまれていたきみがくれたあのひび)

優しさに包まれていた君がくれたあの日々

(だからまもるんだきみのあしたをこのてで)

だから守るんだ君の明日をこの手で

(きみがくれたいのちとこころのすべてで)

君がくれた命と心の全てで

(ぼくがまもるからきみのえがおもみらいも)

僕が守るから君の笑顔も未来も

(だからもうなかないで)

だからもう泣かないで

(あのひのようにほほえんでいて)

あの日のように微笑んでいて

(とおくかすんだおさないころのゆめ)

遠く霞んだ幼い頃の夢

(きみがわらうせかいをこのてでまもる)

君が笑う世界をこの手で守る

(いとしさをことばにできずはなれていたときも)

愛しさを言葉にできず離れていた時も

(きっととりもどすきみのせかいをみらいを)

きっと取り戻す君の世界を未来を

(ぼくにできるすべてできみをまもるから)

僕にできる全てで君を守るから

(きっとすくいだすくらいなみだのおりから)

きっと救い出す暗い涙の檻から

(はるかとおいやくそくだからそのてをもっとのばして)

遥か遠い約束だからその手をもっと伸ばして

(ほしのみちしるべきみをひかりへいざなう)

星の道標君を光へ誘う

(よるのやみをみちびくあかつきのそらへ)

夜の闇を導く暁の紫天へ

(ぼくがまもるからきみのせかいをえがおを)

僕が守るから君の世界を笑顔を

(だからもうなかないで)

だからもう泣かないで

(あのひのようにほら)

あの日のようにほら

(ほほえみながらだきしめてて)

微笑みながら抱きしめてて