私の愛した君
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歌詞(問題文)
(すんだこえとながいかみのきみにわたしはひとめぼれでした)
澄んだ声と長い髪の君に 私は一目惚れでした
(ともだちになろうといってくれた)
友だちになろうと言ってくれた
(よろしくねのこえがおもわずふるえた)
よろしくね、の声が思わず震えた
(なかよくなるのにじかんはかからなくて)
仲良くなるのに時間はかからなくて
(わたしをみつけるとてをふってくれる)
私を見つけると手を振ってくれる
(しんぞうがはねるおおきくてをふりかえす)
心臓が跳ねる 大きく手を振り返す
(しあわせなひびがつづきますように)
幸せな日々が続きますように
(ながいかみがきれいだといったわたしにのばすよとはにかんだ)
長い髪が綺麗だと言った私に 「伸ばすよ」とはにかんだ
(きみのかみをゆうふわりとあまくかおる)
君の髪を結う ふわりと甘く香る
(それはとくべつないろをしたたいせつなひびのきおく)
それは特別な色をした大切な日々の記憶
(すんだこえがしらないなまえをよぶ)
澄んだ声が知らない名前を呼ぶ
(てをつなぐきみとかれ)
手を繋ぐ君と彼
(こいびとができたのとほほをそめた)
「恋人ができたの」と頬を染めた
(むねがくるしかったでもしあわせならよかった)
胸が苦しかった でも幸せならよかった
(きみとかれのはじめてのけんかは)
君と彼の初めての喧嘩は
(なかなおりまでがとおくてきみは)
仲直りまでが遠くて 君は
(わたしにちかよりくしゃりとなきだした)
私に近寄り くしゃりと泣き出した
(そっとなでてみるみじかくなったかみを)
そっと撫でてみる 短くなった髪を
(そうみじかいかみがすきだとかれにいわれた)
そう 短い髪が好きだと彼に言われた
(きみはあのかみをきってしまった)
君はあの髪を切ってしまった
(わたしのだいすきなきみはかれのもの)
私の大好きな君は彼のもの
(それはひどくざんこくなひびのきおく)
それは酷く残酷な日々の記憶
(わたしならきみをまもれるよ)
「私なら君を守れるよ」
(そういってだきしめたふるえるからだ)
そう言って抱き締めた震える身体
(わたしだけのないとだねとかおをあげた)
「私だけの騎士様だね」 と顔を上げた
(うそをつくのがとてもへたなひと)
嘘をつくのがとても下手な人
(だいすきなひといとしいひと)
大好きな人 愛しい人
(わたしならなかせたりしないのに)
私なら泣かせたりしないのに
(ながいかみのほうがすきだったよと)
長い髪のほうが好きだったよ、と
(もういちどいってみるとはにかんだ)
もう一度言ってみると はにかんだ
(とおいむかしをおもいだすおさなかったわたしのこと)
遠い昔を思い出す 幼かった私のこと
(けっきょくいえないままきょうになった)
結局言えないまま今日になった
(しろいどれすまとうきみのかみはしょーとかっと)
白いドレス纏う君の 髪はショートカット
(やっぱりしょーとがきみにはにあうねと)
「やっぱりショートが君には似合うね」と
(いったらなみだがとまらなくなった)
言ったら涙が止まらなくなった
(なんでなくのよとこまったかおでわらう)
なんで泣くのよ、と困った顔で笑う
(きみはなにもしらないきれいなかわらぬこえで)
君は何も知らない 綺麗な変わらぬ声で
(わたしのほうがずっとずっときみのことがすきなのに)
私のほうがずっとずっと 君のことが好きなのに
(きみのしあわせがうれしくてうれしくて)
「君の幸せが嬉しくて、嬉しくて」
(かおはかくしたままたいせつなたいせつなうそをついた)
顔は隠したまま 大切な大切な 嘘をついた