虹

(なないろのなかでどれがすき)

七色の中でどれが好き？

(はじめからかぎられたといに)

初めから限られた問いに

(こたえられずにいるじぶんを)

答えられずにいる自分を

(うたがうひつようなんてない)

疑う必要なんてない

(ゆめをもちなさいといわれて)

夢を持ちなさいと言われて

(げんじつをみろとわらわれる)

現実を見ろと笑われる

(わかれみちはひびふえるけど)

分かれ道は日々増えるけど

(たすうけつではきめられないんだ)

多数決では決められないんだ

(あなたのこえをきかせてよあなたのこえをきかせてよ)

あなたの声を聞かせてよ　あなたの声を聞かせてよ

(あなたのこえをきかせてよねえいま)

あなたの声を聞かせてよ　ねえ　今

(あめあがりにかかるにじよりあめのおとがすき)

「雨上がりにかかる虹より　雨の音が好き」

(すてきじゃないか)

素敵じゃないか

(それぞれもちあうかんかくにひかれあえるような)

それぞれ持ち合う感覚に　惹かれ合えるような

(そんなぼくとあなたでいたいな)

そんな僕とあなたでいたいな

(いろとりどりでいいんだ)

色とりどりで良いんだ

(ぼくらのこえをひびかせようぼくらのこえをひびかせよう)

僕らの声を響かせよう　僕らの声を響かせよう

(ぼくらのこえをひびかせようねえいま)

僕らの声を響かせよう　ねえ　今

(ひとりよがりではつまらない)

独り善がりではつまらない

(でもこころをだましちゃいみがない)

でも心を騙しちゃ意味がない

(みぎもひだりもちがうのなら)

右も左も違うのなら

(まんなかをいけばいいんだよ)

真ん中を行けばいいんだよ

(あめあがりにかかるにじよりあめのおとがすき)

「雨上がりにかかる虹より　雨の音が好き」

(すてきじゃないか)

素敵じゃないか

(それぞれもちあうかんかくをみとめあえたらたのしいよな)

それぞれ持ち合う感覚を　認め合えたら楽しいよな

(あなたのこえをきかせてよあなたのこえをきかせてよ)

あなたの声を聞かせてよ　あなたの声を聞かせてよ

(ぼくらのこえをひびかせようさあいま)

僕らの声を響かせよう　さあ　今