指輪/navy & ivory

(やくそくしますきみをのこしてぼくはしねません)

約束します　君を残して　僕は死ねません

(どうしてだろうあふれてくるなみだをとめられない)

どうしてだろう?　あふれてくる涙を止められない

(おとこのくせになんていつもはからかうきみもきょうは)

「男のくせに」　なんていつもは　からかう君も今日は

(いっしょにないてどうじにわらってそしてまたなきだして)

一緒に泣いて　同時に笑って　そしてまた泣き出して

(うれしなみだではれたまぶたでちかったえいえん)

うれし涙で　はれた瞼で　誓った“永遠”

(ねむりさそうようきのはるにはきみのまくらに)

眠り誘う陽気の春には　君の枕に

(こがすようなひざしのなつにはきみのひがさになるよ)

焦がすような日差しの夏には　君の日傘になるよ

(きみとあうまでのぼくはなさけないくらいちいさく)

君と逢うまでの僕は　情けないくらい小さく

(じぶんのことさえほこれないようなよわいおとこでした)

自分の事さえ誇れないような　弱い男でした

(それがきみといたことできみがあいしてくれたことで)

それが君といた事で　君が愛してくれた事で

(しあわせのいみをしりました)

“幸せの意味”を知りました

(しろいどれすもきれいなめいくもきょうかぎりだけれど)

白いドレスも　綺麗なメイクも　今日限りだけれど

(ひだりてにひかるぎんのゆびわはずっときみだけのもの)

左手に光る　銀の指輪は　ずっと君だけのもの

(あしたからはまたあぱーとでいつものまいにちです)

明日からは　またアパートで“いつもの毎日”です

(だけどそこにはりにゅーあるしたあいがあるのです)

だけどそこには　リニューアルした“愛”があるのです

(どこかものさびしいあきにはきみのぴえろに)

どこか物淋しい秋には　君のピエロに

(きたかぜふきあれるふゆにはきみのだんろになるよ)

北風吹き荒れる冬には　君の暖炉になるよ

(これからさきなんじゅうねんふたりでくらしていけば)

これから先何十年　ふたりで暮らして行けば

(そりゃけんかもすりゃ、きみをなかせてしまうことだってある)

そりゃケンカもすりゃ、君を泣かせてしまうことだってある

(それでもどうかそばにいとしききみよぼくのそばに)

それでもどうかそばに　愛しき君よ僕のそばに

(しあわせのばしょはきみだから)

“幸せの場所”は君だから

(これからさきなんじゅうねんもしぼくがさきにいっても)

これから先何十年　もし僕が先に逝っても

(おねがいです、どうかかなしまないでわらっててください)

お願いです、どうか悲しまないで　笑ってて下さい

(あなたとであえてわたし、しあわせでしたとおもわれるように)

「あなたと出逢えて私、幸せでした」と思われるように

(おしみなくあいをそそぐから)

惜しみなく愛を注ぐから

(ごめんなさいこんなせきでしんみりさせちゃったね)

ごめんなさい　こんな席で　しんみりさせちゃったね

(だいじょうぶですそんなかんたんにぼくはしにません)

大丈夫です　そんな簡単に　僕は死にません

(やくそくしますきみをのこしてぼくはしねません)

約束します　君を残して　僕は死ねません