ダスティンホフマン　ゆず

(きのうのよるともだちからのでんわで)

昨日の夜友達からの電話で

(きみがけっこんするってはなしをきいたよ)

君が結婚するって話を聞いたよ

(べつにもうおわったこいだから)

別にもう終わった恋だから

(なんてことはないけど)

何て事はないけど

(だけどどうしてむねがいたい)

だけどどうして胸が痛い

(さびしさはつもりつのるばかりで)

寂しさは積もり募るばかりで

(だってつきひはふたりのおもいでなんて)

だって月日は二人の想い出なんて

(あらいながしちゃったはずなのに)

洗い流しちゃったはずなのに

(きがつけばほら)

気が付けばほら

(まちのあちこちに)

街のあちこちに

(きみのあしあとがのこっていて)

君の足跡が残っていて

(だすてぃんほふまんだったら)

ダスティンホフマンだったら

(このへやをとびだして)

この部屋を飛び出して

(いますぐきみをむかえにいくのだろう)

今すぐ君を迎えに行くのだろう

(だけどぼくにはそんなゆうきもなくて)

だけど僕にはそんな勇気もなくて

(ふぁみれすでひとりこんな)

ファミレスで一人こんな

(うたをきょうもかいてる)

詩を今日も書いてる

(けっこんっていったいなんだろう)

結婚っていったい何だろう？

(かみきれいちまいのはなしだけど)

紙切れ一枚の話だけど

(もうきみにあえないってわかったとたん)

もう君に会えないってわかった途端

(こいしくてねむれないよるがきた)

恋しくて眠れない夜が来た

(じょうけんでもなく)

条件でもなく

(りくつでもなく)

理屈でもなく

(ただただきみのことが)

ただただ君の事が

(すきだったんだ)

好きだったんだ

(だすてぃんほふまんだったら)

ダスティンホフマンだったら

(きょうかいのまどにはりついて)

教会の窓に張り付いて

(きみのなをおおごえでさけぶだろう)

君の名を大声で叫ぶだろう

(けれどぼくにはそんなりゆうもなくて)

けれど僕にはそんな理由もなくて

(こんびにがえりのよぞら)

コンビニ帰りの夜空

(きみのなをひとりつぶやいた)

君の名を一人つぶやいた

(だすてぃんほふまんだったら)

ダスティンホフマンだったら

(このへやをとびだして)

この部屋を飛び出して

(いますぐきみをむかえにいくのだろう)

今すぐ君を迎えに行くのだろう

(だけどぼくにはそんなゆうきもなくて)

だけど僕にはそんな勇気もなくて

(ふぁみれすでひとりこんな)

ファミレスで一人こんな

(うたをきょうもかいてる)

詩を今日も書いてる

(こんびにがえりのよぞら)

コンビニ帰りの夜空

(きみのなをひとりつぶやいた)

君の名を一人つぶやいた