一番街コスモナウト

(ふくらませたゆめがきえていたのは)

膨らませた夢が消えていたのは

(なぜだろう)

なぜだろう

(おとになることがこわかったのは)

大人になる事がこわかったのは

(なぜだろう)

なぜだろう

(へいきでうそをつくようになったの)

平気で嘘をつくようになったの

(なぜだろう)

なぜだろう

(あのひのきみとぼくないていたのは)

あの日の君と僕 泣いていたのは

(どっちだろう)

どっちだろう

(あこがれはひとつふたつ)

憧れはひとつふたつ

(しんでゆくしんでゆく)

死んでゆく 死んでゆく

(えぐられたひびがはしりだす)

抉られた日々が走り出す

(おいかけたゆめがぜんぶ)

追いかけた夢が全部

(きえてゆくきえてゆく)

消えてゆく 消えてゆく

(ぼくらがあこがれたもの)

僕らが憧れたもの

(いびつなはるがくる)

いびつな春が来る

(らららこすもなうと)

ラララ コスモナウト

(ああぼくらがえがいてたゆめ)

ああ僕らが 描いてた夢

(さよなら)

サヨナラ

(らららきっとなく)

ラララ きっと泣く

(ここはもうだれもしらないみらいだ)

ここはもう誰も知らない未来だ

(きみはこすもなうと)

君はコスモナウト

(かみさまとちいさなやくそく)

カミサマとちいさな約束

(かわした)

交わした

(まちはそっとなく)

街はそっと泣く

(ここはもうふれちゃいけないみらいだ)

ここはもう触れちゃいけない未来だ

(あこがれはひとつふたつ)

憧れはひとつふたつ

(しんでゆくしんでゆく)

死んでゆく 死んでゆく

(こわされたひびがこをえがく)

壊された日々が弧を描く

(ふくらませたゆめがぜんぶ)

膨らませた夢が全部

(きえてゆくきえてゆく)

消えてゆく 消えてゆく

(かみさまがくれたいちばんぼし)

カミサマがくれた一番星

(かなしいはるがふる)

かなしい春が降る

(ふくらませたゆめがわれないようにと)

「膨らませた夢が割れないようにと

(かみさまはそっとそらたかく)

カミサマはそっと宙たかく

(ゆめをとばしていたんだよ)

夢を飛ばしていたんだよ」

(おとなになることがこわかったりゆうが)

大人になる事がこわかった理由が

(わかったよ)

解ったよ

(きみはへいきでうそをつく)

君は平気で嘘をつく

(やさしすぎるうそをつく)

優しすぎる嘘をつく

(こすもなうと)

コスモナウト

(かつてぼくらがえがいてたそらであおうか)

「かつて僕らが描いてた宙で会おうか」

(らららこすもなうと)

ラララ コスモナウト

(ここはもうすぐきえちゃうみらいだ)

ここはもうすぐ消えちゃう未来だ

(らららこすもなうと)

ラララ コスモナウト

(ああぼくらがえがいてたゆめ)

ああ僕らが描いてた夢

(さよなら)

サヨナラ

(らららきっとなく)

ラララ きっと泣く

(ぼくがひっしにおいかけたみらいだ)

僕が必死に追いかけた未来だ

(らららこすもなうと)

ラララ コスモナウト

(いかなくちゃちいさなやくそく)

行かなくちゃ 小さな約束

(さよなら)

サヨナラ

(きみはきっとなく)

君はきっと泣く

(ここはもうすでにぼくらのうちゅうだ)

ここはもう既に僕らの宇宙だ

(こわれたうちゅうだ)

壊れた宇宙だ

(ふくらませたゆめがきえていたのは)

膨らませた夢が消えていたのは

(なぜだろう)

なぜだろう

(あのひのきみとぼく)

あの日の君と僕

(うそついたのは)

嘘ついたのは

(どっちだろう)

どっちだろう