ふわり、恋時計

(うららかなひだまりにうすらいがとけてゆく)

うららかな陽だまりに薄氷がとけてゆく

(かぜはまだつめたくてすぎしこいうずきだす)

風はまだ冷たくて過ぎし恋疼きだす

(はなやいだわんぴーすときめくちょうになって)

華やいだワンピースときめく蝶になって

(きみへはばたきたくてだけどこわくて)

君へはばたきたくてだけど怖くて

(さよならのざんぞうでこのこいもゆさぶられ)

さよならの残像でこの恋も揺さぶられ

(すなおなわたしいずこ)

素直な私いずこ

(ふわり、いろめくはなたおって)

ふわり、色めく花手折って

(ふわり、さしだすてがふれて)

ふわり、差し出す手が触れて

(めまいのおるごーるなのそらがまわるよ)

めまいの自鳴琴なの空が廻るよ

(にどときずつきたくないって)

二度と傷つきたくないって

(こころうらはらさみしくって)

心ウラハラさみしくって

(べにをさすきみだけにみられたくて)

紅を差す君だけに見られたくて

(こいどけいちくたくうごきだした)

恋時計チクタク動き出した

(しのぶれどさきにおうともだちにもばれてる)

忍ぶれど咲き匂う友達にもばれてる

(まいにちのほしうらないいいとこどりもむなしい)

毎日の星占い良いとこ取りも虚しい

(かさぶたはがれぬままうたかたになるのなら)

かさぶたはがれぬまま泡沫になるのなら

(こいはしないときめたなぜにであった)

恋はしないと決めたなぜに出逢った

(だれにでもやさしくておもわせぶりはつみね)

誰にでも優しくて思わせぶりは罪ね

(はるかぜそぞろにまう)

春風そぞろに舞う

(ふわり、たわむれごとだって)

ふわり、戯れ言だって

(ほろり、えがおがしみてきて)

ほろり、笑顔が沁みてきて

(こどうはおるごーるなのいきがきれそう)

鼓動は自鳴琴なの息が切れそう

(いちどこりただけじゃないって)

一度懲りただけじゃないって

(こころけしかけちゃだめだって)

心けしかけちゃダメだって

(しんちょうになるほどひかれてゆく)

慎重になるほど惹かれてゆく

(こいどけいちくたくせきたてるの)

恋時計チクタク急き立てるの

(ふわり、いろめくはなたおって)

ふわり、色めく花手折って

(ひらり、さしだすてがふれて)

ひらり、差し出す手が触れて

(めまいのおるごーるなのそらがまわるよ)

めまいの自鳴琴なの空が廻るよ

(にどときずつきたくないって)

二度と傷つきたくないって

(こころうらはらさみしくって)

心ウラハラさみしくって

(べにをさすきみだけにみられたくて)

紅を差す君だけに見られたくて

(ふわり、たわむれごとだって)

ふわり、戯れ言だって

(ほろり、えがおがしみてきて)

ほろり、笑顔が沁みてきて

(こどうはおるごーるなのいきがきれそう)

鼓動は自鳴琴なの息が切れそう

(いちどこりただけじゃないって)

一度懲りただけじゃないって

(こころけしかけちゃだめだって)

心けしかけちゃダメだって

(しんちょうになるほどひかれてゆく)

慎重になるほど惹かれてゆく

(こいどけいちくたくせきたてるの)

恋時計チクタク急き立てるの