明日

(きみのためにありふれたあしただけをねがう)

君のために ありふれた 明日だけを願う

(まちあわせたあのえきへ)

待ち合わせた あの駅へ

(はしるきみがみたい)

走る君が見たい

(もしあたりまえのえがおきえて)

もし 当たり前の 笑顔消えて

(かなしみだけがせかいをつつんだら)

哀しみだけが 世界をつつんだら

(ただいのりつづけることそのほかにじぶんが)

ただ祈り続けること そのほかに自分が

(できることそのときあるだろうか)

できること その時あるだろうか

(あしたきっとまたここで)

明日 きっと またここで

(そのえがおにあいたいから)

その笑顔に会いたいから

(すきとおるひざしのなかで)

透きとおる 日射しの中で

(このさかのうえきみをまっている)

この坂の上 君を待っている

(きみのためにありふれた)

君のために ありふれた

(あしただけをねがう)

明日だけを願う

(あのこうさてんでかわしなれた)

あの交差点で 交わし慣れた

(さよならをききたい)

さよならを聞きたい

(でもわかっていてもやがてひとは)

でも 分かっていても やがて人は

(おなじあやまちくりかえすんだ)

同じ過ち繰り返すんだ

(あのとどかないおもいはわすれられたやくそくは)

あのとどかない想いは 忘れられた約束は

(あめにうたれたままおきざりにされて)

雨に打たれたまま置き去りにされて

(あしたきっとまたここで)

明日 きっと またここで

(そのえがおにあいたいから)

その笑顔に会いたいから

(すきとおるひざしのなかで)

透きとおる 日射しの中で

(このさかのうえきみをまっている)

この坂の上 君を待っている

(いつもあのみせでふたり)

いつもあの店で二人

(まちゆくひとをみてた)

街ゆく人を見てた

(なにげないまいにちが)

なにげない毎日が

(てのとどかないおもいでにならないように)

手の届かない 思い出にならないように

(なみだにふるえながら)

涙に震えながら

(たたかうべきときがあるんだ)

戦うべき時があるんだ

(まもるべきひとのために)

守るべき人のために

(そのかなしみをのりこえるために)

その哀しみを 乗り越えるために

(あしたきっとまたここで)

明日　きっと　またここで

(このせかいがつづくかぎり)

この世界が続く限り

(すきとおるひざしのなかで)

透きとおる 日射しの中で

(このさかのうえきみをまっている)

この坂の上 君を待っている

(でもせかいじゅうのきみたちよ)

でも　世界中の君たちよ

(きづかないうちにいつからか)

気づかないうちに いつからか

(たいせつなことがぼくらの)

大切なことが僕らの

(こころのそとへこぼれていないか)

心の外へ こぼれていないか

(あしたきっとまたここで)

明日　きっと　またここで

(そのえがおにあいたいから)

その笑顔に会いたいから