ain't afraid to die

(きみとふたりであるいた)

君と二人で歩いた

(あのころのみちはなくて)

あの頃の道は　無くて

(それでもずっとあるいた、)

それでも　ずっと歩いた、

(いつかきみとあえるのかな)

何時か君と　会えるのかな

(なだらかなおかのうえ)

なだらかな丘の上

(ゆるやかにゆきがふる)

緩やかに雪が降る

(とどかないとわかっても)

届かないと解っても

(きみのへやにひとつ)

君の部屋に一輪

(だいすきだったはなをいま)

大好きだった花を今…

(きょねんさいごのゆきのひ)

去年　最後の雪の日

(かたくかわしたやくそく)

堅く交わした約束

(おもいだせばとけだし)

思い出せば　溶け出し

(てのひらからこぼれて)

掌から零れて

(なだらかなおかのうえ)

なだらかな丘の上

(ゆるやかにゆきがふる)

緩やかに雪が降る

(とどかないとわかっても)

届かないと解っても

(きみのへやにひとつ)

君の部屋に一輪

(だいすきだったはなをいま)

大好きだった花を今…

(まどべにひとりきりで)

窓辺に一人きりで

(ただゆきをみつめてる)

只　雪を見つめてる

(きみをおもいだしながら)

君を思い出しながら

(がらすごしにきみをうかべ)

硝子越しに　君を浮かべ

(さいごのくちづけして)

最後の口付けして…

(ねぇわらってよ)

ねぇ　笑ってよ

(もうなかないで)

もう泣かないで

(ここからずっと)

ここからずっと

(あなたをみているわ)

貴方を見ているわ

(なだらかなおかのうえ)

なだらかな丘の上

(ゆるやかにゆきがふる)

緩やかに雪が降る

(とどかないとわかっても)

届かないと解っても

(きみのへやにひとつ)

君の部屋に一輪

(だいすきだったはなをいま)

大好きだった花を今…

(あかりはしずかに)

明かりは　静かに

(しろくそめゆくまちのなか)

白く染め行く　街の中

(きみがみたさいごのきせついろ)

君が見た　最後の季節色

(なみだをおとした)

涙を　落とした

(げんじつとはざんこくだね)

現実とは残酷だね

(きみがみたさいごのきせついろ)

君が見た　最後の季節色

(しきときみのいろ)

四季と君の色

(やがてきえるだろう)

やがて消えるだろう

(ゆきはとけてまちかどにはながさき)

雪は溶けて　街角に花が咲き

(きみがみた「しきさいは」)

君が見た「色彩は」

(そっととけてゆく)

そっと溶けてゆく

(ことしさいごのゆきのひ)

今年　最後の雪の日…