あの夏のいつかは

(それは)

それは

(きえかかったゆめの)

消えかかった夢の

(ないだそら)

凪いだ空

(およいだ)

泳いだ

(いつかとおなじ)

いつかと同じ

(こうかいのいろが)

後悔の色が

(またふらっしゅばっくした)

またフラッシュバックした

(あとなんかいのなつだ)

あと何回の夏だ

(これでなんかいめのなつだ)

これで何回目の夏だ

(とおくなる)

遠くなる

(いつかの)

いつかの

(あのやくそくが)

あの約束が

(もうずっとぬけだしたくて)

もうずっと 抜け出したくて

(いつもわかんなくて)

いつも　わかんなくて

(にちじょうはでもあんがいかんたんだった)

日常は　でも案外簡単だった

(ほらね)

ほらね

(とどけなくちゃいみないよ)

届けなくちゃ意味ないよ

(おもってるだけじゃできないよ)

思ってるだけじゃ出来ないよ

(あるかなくちゃたどりつけないよ)

歩かなくちゃたどり着けないよ

(なやんでるひまなんてないよ)

悩んでる暇なんてないよ

(ぼくらきっとおもいだす)

僕らきっと思い出す

(おもいだすたびにむねがあつくなる)

思い出すたびに胸が熱くなる

(そんなきょうがまくをあける)

そんな今日が幕を開ける

(とびこむんだ)

飛び込むんだ

(さぁ)

さぁ

(いっせーのせで)

いっせーのせで

(なにをえがいた)

何を描いた

(どこにたった)

何処に立った

(だれをおもった)

誰を思った

(きのうだった？)

昨日だった？

(なにがすきで)

何が好きで

(どこをめざして)

何処を目指して

(だれにあいたい？)

誰に会いたい？

(きょうのぼくは)

今日の僕は

(なにかないかって)

何か無いかって

(さがしていた)

探していた

(このへやにあるはずもないのはわかってんのに)

この部屋にあるはずもないのは分かってんのに

(でもそれにひたってた)

でもそれに浸ってた

(そのままでいいのか)

そのままでいいのか

(ってたいようがうるさいから)

って太陽がうるさいから

(つきあってやるかって)

付き合ってやるかって

(みてみなくちゃわかんないよ)

見てみなくちゃわかんないよ

(しらなくっちゃないのとおなじだよ)

知らなくっちゃ無いのと同じだよ

(いつくるかわからない「いつか」なら)

いつ来るかわからない「いつか」なら

(いまからむかえにいこう)

今から迎えに行こう

(そして)

そして

(ぼくらきっとおもいだす)

僕らきっと思い出す

(おもいだすたびにまえをむける)

思い出すたびに前を向ける

(しっぱいなんてこわくないよ)

失敗なんて怖くないよ

(こわいのはなんものこせないことだ)

怖いのは何も残せないことだ

(なににふれた)

何に触れた

(なぜわらった)

何故笑った

(いつをおもった)

何時を思った

(きょうだった？)

今日だった？

(なにがほしくて)

何が欲しくて

(なぜしりたくて)

何故知りたくて

(いつおもいだす？)

何時思い出す？

(きょうのことを)

今日のことを

(しずむおれんじのひかりが)

沈むオレンジの光が

(きょうをまたきざんだ)

今日をまた刻んだ

(おもいではぼくがぼくであることを)

思い出は僕が僕であることを

(しょうめいしてくれる)

証明してくれる

(あとなんかいのなつだ？)

あと何回の夏だ？

(これでなんかいめのなつだ？)

これで何回目の夏だ？

(さぁはたそう)

さぁ果たそう

(いつかのあのやくそくを)

いつかの　あの約束を

(ぼくらいつかおもいだす)

僕らいつか思い出す

(ぼくらきっとおもいだす)

僕らきっと思い出す

(おもいだすたびにむねがあつくなる)

思い出すたびに胸が熱くなる

(そんなきょうがまくをあける)

そんな今日が幕を開ける

(とびこむんだ)

飛び込むんだ

(さぁ)

さぁ

(いっせーのせで)

いっせーのせで

(なにをえがいた)

何を描いた

(どこにたった)

何処に立った

(だれをおもった)

誰を思った

(きのうだった？)

昨日だった？

(なにがすきで)

何が好きで

(どこをめざして)

何処を目指して

(だれにあいたい？)

誰に会いたい？

(きょうのぼくは)

今日の僕は

(なににふれた)

何に触れた

(なぜわらった)

何故笑った

(いつをおもった)

何時を思った

(きょうだった？)

今日だった？

(なにがほしくて)

何が欲しくて

(なぜしりたくて)

何故知りたくて

(いつおもいだす？)

何時思い出す？

(きょうのことを)

今日のことを