口笛
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歌詞(問題文)
(たよりなくふたつならんだふぞろいのかげが)
頼りなく二つ並んだ不揃いの影が
(きたかぜにゆれながらのびてゆく)
北風に揺れながら延びてゆく
(でこぼこのままふくらんだきみへのおもいは)
でこぼこのまま膨らんだ君への想いは
(このむねのほころびからかおをだした)
この胸のほころびから顔を出した
(くちぶえをとおくとわにいのるようにとおくひびかせるよ)
口笛を遠く永遠に祈るように遠く響かせるよ
(ことばよりたしかなものにほらとどきそうなきがしてんだ)
言葉より確かなものにほら届きそうな気がしてんだ
(さあ てをつないでぼくらのいまがとぎれないように)
さあ 手を繋いで僕らのいまが途切れないように
(そのかおりそのからだそのすべてでぼくはいきかえる)
その香りその身体その全てで僕は生き返る
(ゆめをつむんでかえるあぜみちたちどまったまま)
夢を摘むんで帰る畦道立ち止まったまま
(そしてどんなばめんもふたりならわらえますように)
そしてどんな場面も二人なら笑えますように
(むぞうさにさげたかばんにたねがつまっていて)
無造作にさげた鞄にタネが詰まっていて
(てじなのようひねたぼくをわらわせるよ)
手品のようひねた僕を笑わせるよ
(かたちあるものはしだいにすがたをけすけれど)
形あるものは次第に姿を消すけれど
(きみがくれたこのぬくもりはけせないさ)
君がくれたこの温もりは消せないさ
(いつもはすどおりしてたべんちにすわりみわたせば)
いつもは素通りしてたベンチに座り見渡せば
(よどんだまちのけしきさえごらんいとしさにみちてる)
よどんだ街の景色さえごらん愛しさに満ちてる
(ああ あめあがりのとおくのそらににじがかかったなら)
ああ 雨上がりの遠くの空に虹がかかったなら
(とまどいやふあんなどかんたんにふきとばせそうなのに)
戸惑いや不安など簡単に吹き飛ばせそうなのに
(かわいたかぜにくちぶえはすみわたってゆく)
乾いた風に口笛は澄み渡ってゆく
(まるでせかいじゅうをやさしくつつみこむように)
まるで世界中を優しく包み込むように
(こどものころにむちゅうでさがしてたものが)
子供の頃に夢中で探してたものが
(ほらいまめのまえでてをひろげている)
ほら今目の前で手を広げている
(こわがらないでふみだしておいで)
恐がらないで踏み出しておいで
(さあ てをつないでぼくらのいまがとぎれないように)
さあ 手を繋いで僕らのいまが途切れないように
(そのかおりそのからだそのすべてでぼくはいきかえる)
その香りその身体その全てで僕は生き返る
(ゆめをつむんでかえるあぜみちたちどまったまま)
夢を摘むんで帰る畦道立ち止まったまま
(そしてどんなばめんでもふたりでわらいながら)
そしてどんな場面でも二人で笑いながら
(やさしくひびくあのくちぶえのように)
優しく響くあの口笛のように