面白い話 ~20年後の彼ら~ 第9話-1
関連タイピング
-
プレイ回数10万歌詞かな90秒
-
プレイ回数6.4万歌詞かな119打
-
プレイ回数9.5万長文1728打
-
プレイ回数7024数字10打
-
プレイ回数117歌詞かな187打
-
プレイ回数3610短文10打
-
プレイ回数62万歌詞かな901打
-
プレイ回数6.1万短文かな279打
問題文
(まどのそとをみると、にせできすぎはまだびょういんのまえにたっている。)
窓の外を見ると、偽出木杉はまだ病院の前に立っている。
(すねお「どうだった?」)
スネ夫「どうだった?」
(じゃいあん「やっぱり、ほんもののできすぎはだいがくにいる。)
ジャイアン「やっぱり、本物の出木杉は大学にいる。
(ってことはだ、ありゃあにせものだな」)
ってことはだ、ありゃあ偽者だな」
(すねお「ここがばれたのかな?」)
スネ夫「ここがバレたのかな?」
(じゃいあん「わからん」)
ジャイアン「わからん」
(すぐに、できすぎからでんわがかかってきた。こんどはびょうしつでそのままでる。)
すぐに、出木杉から電話がかかってきた。今度は病室でそのまま出る。
(じゃいあん「おう、おれだ」)
ジャイアン「おう、俺だ」
(できすぎ「そのびょういんふきんのかんそくそうちがじゅんまいくろはをそくていしている。)
出木杉『その病院付近の観測装置が準マイクロ波を測定している。
(こぴーろぼっとでまちがいないとおもう。)
コピーロボットで間違いないと思う。
(すくなくともたんなるぼくのそっくりさんじゃない」)
少なくとも単なる僕のそっくりさんじゃない』
(じゃいあん「なんだ、そのじゅんまいくはってのは?」)
ジャイアン「何だ、その純マイク派ってのは?」
(できすぎ「じゅんまいくろはだよ。きょくちょうたんぱたい。まぁせつめいするとむずかしいんだけど、)
出木杉『準マイクロ波だよ。極超短波帯。まぁ説明すると難しいんだけど、
(それをしらべればこぴーろぼっとのいばしょがわかるんだ」)
それを調べればコピーロボットの居場所がわかるんだ』
(じゃいあん「なんかわかんねぇけどすげぇな。さすができすぎだぜ」)
ジャイアン「なんかわかんねぇけどすげぇな。さすが出木杉だぜ」
(できすぎ「とりあえず、ぼくはきょうはびょういんにはかおをださないよ。)
出木杉『とりあえず、僕は今日は病院には顔を出さないよ。
(もしぼくがびょういんにあらわれたら、こぴーろぼっととおもってぶちのめしてくれ」)
もし僕が病院に現れたら、コピーロボットと思ってぶちのめしてくれ』
(じゃいあん「わかった」)
ジャイアン「わかった」
(そのいちじかんご、にせできすぎはびょういんまえをさっていった。)
その一時間後、偽出木杉は病院前を去っていった。
(そして、そのひはもうこぴーろぼっとがあらわれることはなかった。)
そして、その日はもうコピーロボットが現れることはなかった。
(よだんだが、そのよくじつじぜんにれんらくしていったにもかかわらず、)
余談だが、その翌日事前に連絡して行ったにも関わらず、
(ほんもののできすぎはじゃいあんにぶちのめされたのだった。)
本物の出木杉はジャイアンにぶちのめされたのだった。
(まったくもってりかいりょくのないじゃいあんである。)
まったくもって理解力のないジャイアンである。
(さいしょのしゅうげきから2しゅうかんほどがけいかした。)
最初の襲撃から2週間ほどが経過した。
(のびたたちのよそうをうらぎり、あれいこうとくにしゅうげきらしいしゅうげきもなかった。)
のび太たちの予想を裏切り、あれ以降特に襲撃らしい襲撃もなかった。
(あいかわらずこぴーろぼっとによるじゅんまいくろはやどこでもどあによるでんぱしょうがいは)
相変わらずコピーロボットによる準マイクロ波やどこでもドアによる電波障害は
(かんそくされつづけていたが、めだったうごきはないままだった。)
観測され続けていたが、目立った動きはないままだった。
(すねお「なにをかんがえてるんだろう、あいつら」)
スネ夫「何を考えてるんだろう、あいつら」
(できすぎ「ようすをみてるんじゃないかな。)
出木杉「様子を見てるんじゃないかな。
(なんにしても、じゅんびするよゆうがあるのはこっちとしてはありがたいよ」)
何にしても、準備する余裕があるのはこっちとしてはありがたいよ」
(しずか「じゃいこちゃんたちのほうにもかわったことはなかったらしいわね」)
しずか「ジャイ子ちゃんたちの方にも変わったことはなかったらしいわね」
(できすぎ「でも・・・・・・あんしんはできないね」)
出木杉「でも……安心はできないね」
(すねお「ぼくもいろいろしらべたんだ」)
スネ夫「僕もいろいろ調べたんだ」
(すねおはひざのうえののーとぱそこんをとじていった。)
スネ夫はひざの上のノートパソコンを閉じて言った。
(こののーとぱそこんはすねおのじたくにあったもので、)
このノートパソコンはスネ夫の自宅にあったもので、
(びょうしつでのしようはきょかされていた。)
病室での使用は許可されていた。
(すねお「とないだけにとどまらず、ぜんこくのにゅーすをしらべて、)
スネ夫「都内だけに留まらず、全国のニュースを調べて、
(ひみつどうぐがかかわっていそうなものをさがしてみた。)
ひみつ道具が関わっていそうなものを探してみた。
(あまりこれといったものはなかったけど、ろしあのさんくとぺてるぶるくで)
あまりこれといったものはなかったけど、ロシアのサンクトペテルブルクで
(だいきぼなでんぱしょうがいが8かい。どこでもどあかもしれない」)
大規模な電波障害が8回。どこでもドアかもしれない」
(できすぎ「いや、そのうち4かいはいままでのでーたとくらべるときぼがおおきすぎる。)
出木杉「いや、そのうち4回は今までのデータと比べると規模が大きすぎる。
(もっとつよいでんじはをだすもの・・・・・・)
もっと強い電磁波を出すもの……
(どこでもどあいじょうにじくうをゆがめるものだとおもう」)
どこでもドア以上に時空をゆがめるものだと思う」
(すねお「とすると・・・・・・」)
スネ夫「とすると……」
(しずか「たいむましんかしら?」)
しずか「タイムマシンかしら?」
(できすぎ「だろうね。きょてんはひがしくるめでも、)
出木杉「だろうね。拠点は東久留米でも、
(たいむましんのでいりぐちはさんくとぺてるぶるくにあるのかもしれない」)
タイムマシンの出入り口はサンクトペテルブルクにあるのかもしれない」