SIX SHAME FACES～今夜も最高!!!

(そういちまつ。べつになにまつでもいいけど)

そう…一松。別に何松でもいいけど…

(ひまそうだって？)

ヒマそうだって？

(まぁ、やることなんていきするくらい)

まぁ、やることなんて息するくらい

(ああごめん、こきゅうしてた。)

…ああゴメン、呼吸してた。

(とめようか？)

止めようか？

(くるしい。)

………苦しい。

(こんなところに)

こんなところに

(つったっててすいませんね。)

突っ立っててスイマセンね。

(じゃまだったら、ふんじゃって)

邪魔だったら、踏んじゃって

(いま？ねこにえさやってたところ)

今？猫に餌やってたところ

(おれにあうなんて、どんなきぶん？)

俺に遭うなんて…、どんな気分？

(うんがわるいね、このみちをとおるなんて)

運が悪いね、この道を通るなんて

(おみくじでいうと、だいきょう。)

おみくじでいうと、大凶。

(まぁ、いまがいちばんさいあくとおもえばいいよ)

まぁ、今がいちばん最悪と思えばいいよ

(ごしゅうしょうさまああ、そうだねこかんあげる)

ご愁傷様…ああ、そうだ…猫缶あげる

(ねぇきゃっとふーどくってみる？)

ねぇ…キャットフード…食ってみる？

(ごみでもいいならいちまつ)

ゴミでもいいなら…一松

(ゆめだって？そうか)

夢だって？そうか…

(ゆめでめっせーじをおくったのはおれだ。)

夢でメッセージを送ったのは俺だ。

(このもんしょうにみおぼえがあるだろう？)

この紋章に見覚えあるだろう？

(そう、おれがいちまつだ。)

そう、俺が一松だ。

(ていこくのしはいからのがれ、)

帝国の支配から逃れ、

(ここまでおちのびてきたんだな)

ここまで落ち延びてきたんだな

(しんぱいするな。)

心配するな。

(これからはおれがまもってやる。)

これからは俺が守ってやる。

(なぜまっていたんだ、)

何故待っていたんだ、

(さきにいけといったはずだ！)

先に行けと言った筈だ！

(いや、いいすぎた、すまない)

いや、言い過ぎた、済まない…

(おまえがしんぱいで、つい)

お前が心配で、つい…

(こんなおれにも、)

こんな俺にも、

(まもるべきひとができたんだな)

護るべき人ができたんだな…

(おれのかえるばしょは)

俺の帰る場所は…

(いつだっておまえのえがおだ)

いつだってお前の笑顔だ

(うんめいとはひにくなめろでぃーをかなでるな)

運命とは皮肉なメロディーを奏でるな

(よりそってはーもにーにきづいたよ)

寄り添ってハーモニーに気付いたよ

(もうなにもかくすことはない、)

もう何も隠すことは無い、

(ほんとうのことをつたえる)

本当のことを伝える

(やはりであってしまったか)

…やはり出逢ってしまったか…

(そうだ、ふたりのであいはひつぜんだ)

そうだ、二人の出会いは必然だ

(おまえも、おうけのちすじをひいている)

お前も、王家の血筋をひいている

(おれがおまえのないとになる、わがひめぎみよ)

俺がお前の騎士になる、我が姫君よ

(「みすてりあすくーる」、まつのいちまつだ)

『ミステリアスクール』、松野一松だ

(ねこをかえばいい、)

猫を飼えばいい、

(ついでにおれもかえばいい)

ついでに俺も飼えばいい

(か～わいい～なぁ～～！)

か～わいい～なぁ～～！