不老不死

(まわれまわれやれかざぐるままたおなじばしょへかえって)

廻れ廻れやれ風車また同じ場所へ還って

(ゆれてゆれてはてまなごころきみはしらないまま)

揺れて揺れて果て愛心君は知らないまま

(しらないことはしりたくなるのこうきしんはとめられない)

知らないことは知りたくなるの好奇心は止められない

(すきときらいはかみひとえでぼくのこころは)

好きと嫌いは紙一重で僕の心は……

(ただきみをおもうとくうそうへきてんびんにかけてまたどちらがおもいなんて)

ただ君を想うと空想癖天秤にかけてまたどちらが重いなんて

(ふあんていでゆれうごくまえからずっとそうだったわがままなきゆう)

不安定で揺れ動く前からずっとそうだった我儘な杞憂

(まわれまわれやれかざぐるまげんてんかいきひとまかせ)

廻れ廻れやれ風車原点回帰他人任せ

(ゆれてゆれてはてまなごころきみにはひたかくしたままに)

揺れて 揺れて 果て愛心 君にはひた隠したままに

(ひゅるりひゅるりあれすきまかぜ)

ひゅるりひゅるりあれすきま風

(ふせぐすべはしってるけどこのてはまだかじかんだまま)

防ぐ術は知ってるけどこの手はまだかじかんだまま

(あいるっくあっぷうぇんあいうぉーくすてきだけれどまばたきできえたとおいほし)

IlookupwhenIwalk素敵だけれど瞬きで消えた遠い星

(いきてしぬのはきまりごとでかたみちだけ)

生きて死ぬのは決まりごとで 片道だけ

(でもいっしゅんできえるならわかれみちつっきってさいのめでたらめ)

でも一瞬で消えるなら分かれ道突っ切って賽の目でたらめ

(ひだりてできみのてつつんでみぎてでないふをふりかざすめいあんでしずむ)

左手で君の手包んで右手でナイフ振りかざす明暗で沈む

(まわれまわれやれかざぐるまあきるほどにかぜまかせ)

廻れ廻れやれ風車飽きる程に風任せ

(ゆれてゆれてはてまなごころつたえるきもないとおぼえじゃ)

揺れて揺れて果て愛心伝える気もない遠吠えじゃ

(はらりはらりさてちりまぎわあがくこともやめいまはめぐるしきねてまつだけ)

はらりはらりさて散り間際足掻く事も辞め今は巡る四季寝て待つだけ

(だれがおわりときめたのかきゆうにふりまわされたのかあかいくつおどれやおどれ)

誰が終わりと決めたのか杞憂に振り回されたのか赤い靴踊れや踊れ

(おおしごとのこしてねぐされかみがゆるしてもぼくはまだこぶしあげろ)

大仕事残して根腐れ神が許しても僕はまだ拳上げろ

(まわれまわれやれかざぐるままたおなじばしょへかえって)

廻れ廻れやれ風車また同じ場所へ還って

(ゆれてゆれてはてまなごころきみはつゆもしらないだろう)

揺れて揺れて果て愛心君はつゆも知らないだろう

(れるりられるりらくちずさんだめめしいうたのかしを)

れるりられるりら口ずさんだ女々しい歌の歌詞を

(おおわらわにきみにとどけよう)

大童に君に届けよう