This cloudy

(たいくつだとはきいていたけど)

退屈だとは聞いていたけど

(それからのひびはたえがたく)

それからの日々は耐え難く

(とおくのさいれん)

遠くのサイレン、

(こうじょうのぜっせん)

口上の舌戦

(へっどほんではかくぜつできない)

ヘッドホンでは隔絶出来ない。

(うでどけいをうちむきにするのは)

腕時計を内向きにするのは

(じぶんのじかんをだれかにうばわれないように)

自分の時間を誰かに奪われないように

(すこしへんとあきれるぼくにも)

少し変、と呆れる僕にも

(そうおもうよとわらってかえして)

そう思うよ、と笑って返して

(ほしになった)

星になった

(ひとのことも)

人の事も

(そこにいるようにあいしていたい)

そこにいる様に愛していたい

(すこしさきであえたときに)

少し先で逢えた時に

(てれわらいをしていたいのに)

照れ笑いをしていたいのに

(ｔｈｉｓｃｌｏｕｄｙ)

ーthis cloudy.

(わらってくれないか)

笑ってくれないか

(いつものあのちょうしで)

いつものあの調子で

(ながいたびにきずつき)

永い旅に傷付き

(つかれはてたのだろう)

疲れ果てたのだろう

(ふらわーべっどでゆめをみなよ)

フラワーベッドで夢を見なよ

(こもりうたがひつよう)

子守唄が必要？

(うろおぼえのうたも)

うろ覚えの歌も

(いくらかはやくにたつと)

幾らかは役に立つと

(きみはいうんだろう)

君は言うんだろう。

(とっこうやくを)

特効薬を

(だれかはやくちょうごうして)

誰か早く調合して

(にくしみがせかいにちらばらないように)

憎しみが世界に散らばらない様に

(ぼくみたいになりたくなければ)

僕みたいになりたくなければ

(にがくてものみくださなきゃ)

苦くても飲み下さなきゃ

(ひざをおっててをあわせる)

膝を折って、手を合わせる

(よりもきっとこえがききたい)

よりもきっと声が聴きたい。

(すこしすぎたじょうくでさえ)

少し過ぎた冗句でさえ

(ほしくなる)

欲しくなる。

(わらっていたいよ)

笑っていたいよ

(なみだのくにのはて)

涙の国の果て

(いたみをしることなく)

痛みを知ることなく

(いたむすべをもたず)

悼む術を持たず

(よごれないきずつかない)

汚れない、傷付かない

(ぼうかんしゃをこのてで)

傍観者をこの手で

(あやめるのをちかう)

殺めるのを誓う。

(だいしょうを)

代償を

(おのれとして)

己として。

(すすむことも)

進む事も、

(もどることも)

戻ることも、

(たちゆかないわけじゃない)

立ち行かないわけじゃない

(ただなぜだろう)

ただ、何故だろう？

(どうしてなんだろう)

どうしてなんだろう？

(わすれるのを)

忘れるのを

(ゆるせないだけだ)

赦せないだけだ。

(わらっていたいよ)

笑っていたいよ

(はなをすりあわせて)

鼻を擦り合わせて

(いたみをしることなく)

痛みを知ることなく

(いたむすべをもたず)

悼む術を持たず

(よごれないきずつかない)

汚れない、傷付かない

(ぼうかんしゃをこのてで)

傍観者をこの手で

(あやめるよとちかう)

殺めるよと、誓う

(だいしょうをおのれとして)

代償を己として

(ながいたびにきずつき)

永い旅に傷付き

(つかれはてたのだろう)

疲れ果てたのだろう

(ふらわーべっどで)

フラワーベッドで

(ゆめをみてよ)

夢を見てよ

(こもりうたはひつよう)

子守唄は必要？

(うろおぼえのうたも)

うろ覚えの歌も

(いくらかはやくにたつと)

幾らかは役に立つと。

(きみはいうんだろう)

君は言うんだろう。