紫宛/Royz

(わたしといたほうがいいよ)

私といたほうが良いよ

(あなたってみるめないもん)

あなたって見る目ないもん

(こんないいおんないないよ)

こんな良い女居ないよ

(もうとうきょうえき)

もう東京駅

(たいしてきょうみもないちかがいよったりもして)

大して興味もない地下街　寄ったりもして

(できるだけとおまわりしたじかんもきめれずに)

出来るだけ遠回りした　時間も決めれずに

(だれでもいいとめて)

誰でも良い　止めて

(どこにだってついていくから)

何処にだってついていくから

(いいわけにするから)

言い訳にするから……

(なかないで)

泣かないで、

(わらっておわかれしようなんて)

笑ってお別れしようなんて

(ふざけんなよそういうところがだいきらい)

ふざけんなよ　そういう所が大嫌い

(だいすきなかおもいますぐひきさきたい)

大好きな顔も　今すぐ引き裂きたい

(いかないでどうしてきみがなくの)

行かないで　どうして君が泣くの

(さんねんぶんのしゃしんはまだあのひのままで)

三年分の写真はまだあの日のままで

(けすにもおおいなってそういいきかせてる)

消すにも多いなって　そう言い聞かせてる

(ひとりでおさけなんてのむたいぷじゃなかったのにね)

一人でお酒なんて飲むタイプじゃなかったのにね

(じょうざいながしこんできょうもせかいにふたをする)

錠剤流し込んで　今日も世界に蓋をする

(ぼくにはもったいない)

僕には勿体無い

(もっとすてきなひとがいるから)

もっと素敵な人がいるから

(さいていのせりふね)

最低の台詞ね

(やくそくもやぶりがちになったあなたに)

約束も破りがちになったあなたに

(わたしにできることってあったのかな)

私にできることってあったのかな

(しらないかおりうねるえりあし)

知らない香り　うねる襟足

(へいきなかおであいしてる)

平気な顔で　愛してる

(どうしてきみはいうの)

どうして君は言うの

(あれからときがすぎてこのまちをでるときめたの)

あれから時が過ぎて　この街を出ると決めたの

(いまさらこうかいしたっておそいから)

今更後悔したって遅いから

(わたしはわたしでしあわせになるから)

私は私で幸せになるから

(さよならとうきょう)

さよなら、東京

(ずっとずっとだいすきなひと)

ずっとずっと大好きな人

(れんらくしないでねわたしもしないから)

連絡しないでね　私もしないから

(どこかふしめですこしおもいだしてもいいけど)

どこか節目で　少し思い出してもいいけど

(ばいばいいやだなきみにかえりたい)

ばいばい　嫌だな　君に帰りたい

(さよならとうきょう)

さよなら、東京

(ずっとずっとだいすきなひと)

ずっとずっと大好きな人

(このさきどうなろうとずっと)

この先どうなろうとずっと

(わすれられないひと)

忘れられない人

(やっぱりわたしといたほうがいいよ)

やっぱり私と居た方がいいよ

(ながれてくひびもゆめも)

流れてく日々も夢も

(またね)

またね