さよなら前夜/ヤユヨ
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歌詞(問題文)
(ひだりがわがむごんのいやふぉんからわかってほしかったこいのうた)
左側が無言のイヤフォンから分かって欲しかった恋の歌
(しゅうてんまぎわでめをあけてきょうもじぶんをあいせなかったと)
終点間際で目を開けて今日も自分を愛せなかったと
(つかれたかおがまどにうつっている)
疲れた顔が窓に映っている
(きのう15じ1じかんのまどろみをおえたきみをみたとき)
昨日、15時1時間の微睡を終えた君を見たとき
(もうこのへやにくることはないかもしれないとおもってしまった)
もうこの部屋に来ることはないかもしれないと思ってしまった
(じてんしゃのかぎをあさるかばんのなかには)
自転車の鍵を漁るカバンの中には
(みかいふうのあめだれにもらったのだろう)
未開封の雨誰に貰ったのだろう
(あめがふったあとのしめったえきにはけむりをはくせいふくすがた)
雨が降った後の湿った駅には煙を吐く制服姿
(ふみきりがなくおとをせにしてきょうもほしがみえないそらを)
踏切がなく音を背にして今日も星が見えない空を
(ながめてあさのみちをもどっている)
眺めて朝の道を戻っている
(こんや22じ1じかんのおふろのあとにけいたいをみて)
今夜、22時1時間のお風呂の後に携帯を見て
(きみががめんだけのひとになってもへいきかもとおもってしまった)
きみが画面だけの人になっても平気かもと思ってしまった
(しゅいろのりぼんでさかさまにつったはなたばがさびしくほほえむ)
朱色のリボンで逆さまに吊った花束が寂しく微笑む
(だれにもらったのだろう)
誰に貰ったのだろう
(ひづけがかわってあすがきょうになったらいやだな)
日付が変わって明日が今日になったら嫌だな
(しらないひびがはじまる)
知らない日々が始まる
(ほんとうにおわっちゃうの)
本当に終わっちゃうの?
(なんてきみはいわずにうなずいていままでのひびをのんきにはなしだすかな)
なんて君は言わずに頷いて今までの日々を暢気に話し出すかな
(そのよこでわたしがなくかな)
その横で私が泣くかな
(じゃあねさよならまたねなんて)
じゃあね、さよなら、またねなんて
(くだらないやくそくだけがのこされて)
くだらない約束だけが残されて
(ふたりのひびはあおいあざのようにうすれてしまう)
二人の日々は青い痣のように薄れてしまう
(きのう15じ1じかんのまどろみをおえたきみをみたとき)
昨日、15時1時間の微睡を終えた君を見たとき
(もうこのへやにくることはないかもしれないとおもってしまった)
もうこの部屋に来ることはないかもしれないと思ってしまった
(てれびからながれるききおぼえのあるめろでぃはあまくてせつない)
テレビから流れる聞き覚えのあるメロディは甘くて切ない
(だれにおしえてもらったのだろう)
誰に教えてもらったのだろう