寄るなガーネット

(どうかきらいになってほしい)

どうか嫌いになって欲しい

(これいじょうちかよらないでほしい)

これ以上近寄らないで欲しい

(おまえのじごうじとくだから)

お前の自業自得だから

(すくってやらなくてもいいそうだろ？)

救ってやらなくてもいい　そうだろ？

(いっしょうたてなくなってもいい)

一生立てなくなってもいい

(じぶんさえよければなんでもいい)

自分さえ良ければなんでもいい

(おまえのじろんにきょうみはない)

お前の持論に興味は無い

(すぱっとくたばってほしい)

スパッとくたばって欲しい

(なんてのたまうあいつらの)

なんて宣うあいつらの

(おとしたきたないこぜにまで)

落とした汚い小銭まで

(ひろってやるっていうんだから)

拾ってやるって言うんだから

(ほめられてしかるべきだ)

褒められて然るべきだ

(だれもまっちゃいないさひーろー)

誰も待っちゃいないさヒーロー

(うやむやにさってしまえばいいよ)

有耶無耶に去ってしまえばいいよ

(しかばねとなってくさったぴーぽー)

屍となって腐ったピーポー

(みくだしておちゃでものめよ)

見下してお茶でも飲めよ

(ざまぁねぇじじょうじばくじゃないかせいぜいせいせいとさせてくれよ)

ざまぁねぇ自縄自縛じゃないか精々清々とさせてくれよ

(よまいのまいよはいおあいそあれよあれよとんでゆくのさ)

世迷の毎夜はいお愛想あれよあれよ飛んでゆくのさ

(よわいよわいなそんなもんじゃこうかいもぜんぶもっていけよ)

弱い弱いなそんなもんじゃ後悔も全部持っていけよ

(ふかくふかくえぐってみせてそのすべてがはいになるまで)

深く深く抉って見せてその全てが灰になるまで

(かれたはなにみずやりしようぜ)

枯れた花に水やりしようぜ

(そんであめのひにはかさをさしてそばにたって)

そんで雨の日には傘を差して傍に立って

(「ぜんぶあなたのためなのよ？」)

｢全部貴方のためなのよ？｣

(しんだおさかなのめをしている)

死んだお魚の目をしている

(ごらんとめどないはやりすたりむかちのまいんどだーびー)

ご覧とめどない流行り廃り無価値のマインドダービー

(とんがったぱんとまいまーつきすすんでいけあくのみち)

とんがったパントマイマー突き進んでいけ悪の道

(あてになんないぴんちひったー)

当てになんないピンチヒッター

(あまたのいのちをうばっていった)

数多の命を奪っていった

(こころなどないさわれらすわんぷまん)

心など無いさ我らスワンプマン

(ひたすらにひとをうつのだ)

ひたすらに人を撃つのだ

(しかたねぇじぶんでまいたたねだせいぜいていねいにちっていけよ)

仕方ねぇ自分で蒔いた種だ精々丁寧に散っていけよ

(こわいこわいとまいどはいそうあれもこれもしんでゆくのか)

怖い恐いと毎度敗走あれもこれも死んでゆくのか

(うばえうばえよだいやもんどはんこうせいめいもだしておけよ)

奪え奪えよダイヤモンド犯行声明も出しておけよ

(ふかいになってるってんならそのすべてをはいにするまで)

不快になってるってんならその全てを灰にするまで

(こんだくばんざいいやだったらあっちいけ)

混濁万歳嫌だったらあっちいけ

(たいりょうせいさんちんぷながんさくかいたたけならせさわげ)

大量生産陳腐な贋作買い叩け鳴らせ騒げ

(やったらめったらあんたらはたらけったらうっとうしい)

やったらめったらあんたら働けったら鬱陶しい

(とうせいしゅくせいさいこうせいけちらしてやったねいっとうしょう)

統制粛清再構成蹴散らしてやったね一等賞

(たちどまっちゃいかんよひーろー)

立ち止まっちゃいかんよヒーロー

(あなうまもあんがいでっどひーと)

穴馬も案外デッドヒート

(みさだめよぜんとぎぜんのしーそー)

見定めよ善と偽善のシーソー

(そのやくめ、きみじゃないらしいよ)

その役目、君じゃないらしいよ

(さめざめだめざわりだあめあられ)

さめざめだ目障りだ雨あられ

(なかみなきたいわにたちまちあきがきた)

中身無き対話に忽ち飽きが来た

(それじゃいこうせいだいにひをはなつのだ)

それじゃいこう盛大に火を放つのだ

(たまらねぇやばいぐらいにはいだ)

たまらねぇヤバいぐらいにハイだ

(どうだいあんちゃんもやっていけよ)

どうだい兄ちゃんもやっていけよ

(やすいますいとだいなまいとだれもかれもとんでいるのさ)

安い麻酔とダイナマイト誰も彼もトンでいるのさ

(ずるいずるいやそんなあんさーもうまいめいもうさらしていけよ)

ずるいずるいやそんなアンサー蒙昧迷妄晒していけよ

(ふかくふかくえぐったきずはいえることなくずっとあるだけ)

深く深く抉った傷は癒えることなくずっとあるだけ

(そんないたみがあいになるまで)

そんな痛みが愛になるまで