「レンタルなんもしない人」10、11、12話
10話目は少年院から出所した人の告白の話。11話目は夢作文コンクールに審査員として出席する話。12話目(最終回)は自殺した彼氏の帽子をかぶってお茶する話。
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問題文
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(なんかおこさまらんちのめにゅーみたいですね。)
なんかお子様ランチのメニューみたいですね。
(あのぷれーとはおこのみのほうこです。)
あのプレートはお好みの宝庫です。
(ともだちじたい、ほとんどいないです。)
友達自体、ほとんどいないです。
(だからですかね、なんとなく、はちょうがあうきがしたんです。)
だからですかね、何となく、波長が合う気がしたんです。
(えんじょうさせたのにおかんねぇのかよ。)
炎上させたのに怒んねぇのかよ。
(ほのおがないところにねっきはうまれませんから。)
炎がないところに熱気は生まれませんから。
(れんたるさんのゆめってなんなんですか?)
レンタルさんの夢って何なんですか?
(ずっとなんもしないことですね。)
ずっとなんもしないことですね。
(れんたるさんは、どうやってせいかつしているんですか?)
レンタルさんは、どうやって生活しているんですか?
(ちょきんをきりくずして、せいかつしています。)
貯金を切り崩して、生活しています。
(そうとうなおかねもちなんですね。)
相当なお金持ちなんですね。
(もうすぐちょきんがなくなりそうです。)
もうすぐ貯金がなくなりそうです。
(ちょきんがなくなったらどうするんですか?)
貯金がなくなったらどうするんですか?
(とくにかんがえていません。)
特に考えていません。
(うまっ!)
うまっ!