僕は今日も

(かあさんがいってたんだ)

母さんが言ってたんだ

(「おまえはさいのうがあるから)

「お前は才能があるから

(げいじゅつかにでもなりな」と)

芸術家にでもなりな」と

(またこんきょのないゆめをかたる)

また根拠のない夢を語る

(とうさんがいってたんだ)

父さんが言ってたんだ

(「おまえはおやふこうだから)

「お前は親不孝だから

(ひとりでいきていきなさい」)

１人で生きていきなさい」

(またいみもわからずばとうする)

また意味もわからず罵倒する

(ひとりではないとあんじをして)

1人ではないと暗示をして

(ふたりではないとそうきこえて)

2人ではないとそう聞こえて

(おもってるだけじゃそうつらくてでも)

思ってるだけじゃ　そう　辛くてでも

(そうするほかにすべはなくて)

そうする他にすべはなくて

(ゆかいなひびだとあんじをしてふきょうわおんがきこえてきた)

愉快な日々だと暗示をして不協和音が　聞こえてきた

(おさえてるだけじゃそうつらくて)

抑えてるだけじゃ　そう　辛くて

(だからこのきもちを)

だから　この気持ちを

(ひきがたるよ)

弾き語るよ

(もしもぼくらがうまれてきて)

もしも僕らが生まれてきて

(もしもぼくらがおとなになっても)

もしも僕らが大人になっても

(もしもぼくらがいなくなって)

もしも僕らがいなくなって

(いてもそこにぼくのうたがあれば)

いても　そこに僕の歌があれば

(それでいいさ)

それでいいさ

(かのじょがいってたんだ)

彼女が言ってたんだ

(「あなたはかっこいいから)

「あなたはカッコイイから

(いけめんじゃなくていいんだよ」)

イケメンじゃなくていいんだよ」

(またもともこもないことばをきみは)

また　元も子も無い言葉を君は

(ぼくはできることあんじをして)

僕はできる子と暗示をして

(こころがおれるおとがきこえた)

心が折れる音が聞こえた

(おもってるだけじゃそうつらくて)

思ってるだけじゃ　そう　辛くて

(だからこのきもちを)

だから　この気持ちを

(ひきがたるよ)

弾き語るよ

(もしもぼくらがうまれてきて)

もしも僕らが生まれてきて

(もしもぼくらがおとなになっても)

もしも僕らが大人になっても

(もしもぼくらがいなくなって)

もしも僕らがいなくなって

(いてもそこにぼくのうたがあれば)

いても　そこに僕の歌があれば

(それでいいさ)

それでいいさ

(ぴあののおとがきこえる)

ピアノの音が聞こえる

(がらがらのこえがきこえる)

ガラガラの声が聞こえる

(かれてくぼくらのおんがくに)

枯れてく僕らの音楽に

(あめをやってもうすこしと)

飴をやって　もう少しと

(そのきもちを)

その気持ちを

(ひきがたるよ)

弾き語るよ

(もしもぼくらがうまれてきて)

もしも僕らが生まれてきて

(もしもぼくらがおとなになっても)

もしも僕らが大人になっても

(もしもぼくらがいなくなって)

もしも僕らがいなくなって

(いてもそこにぼくのうたがあれば)

いても　そこに僕の歌があれば

(それでいいさ)

それでいいさ

(もしもぼくらにさいのうがなくて)

もしも僕らに才能が無くて

(もしもぼくらがおやこうこうして)

もしも僕らが親孝行して

(もしもぼくらがいけていたら)

もしも僕らがイケていたら

(ずっとそんなことをおもってさ)

ずっとそんなことを思ってさ

(ひきがたるよ)

弾き語るよ