君なしじゃいられない　椿屋四重奏

(ああきみよこころもとないぼくのために)

ああ君よ　心もとない僕の為に

(こんやはへやのかぎをあけたままですてい)

今夜は部屋の鍵を開けたままで　ステイ

(ああきみよいつもはれないぼくのそらに)

ああ君よ　いつも晴れない僕の空に

(しずまぬひとにじのえをかきたしておくれよ)

沈まぬ陽と虹の絵を書き足しておくれよ

(やわらかなむねのなかでこんなおとこのわるあがきを)

柔らかな胸の中で　こんな男の悪あがきを

(たたえてくれねむりにつくまで)

讃えてくれ　眠りにつくまで

(ただむしょうにきみがすきで)

ただ無性に君が好きで

(そのいじょうなねつがすきで)

その異常な熱が好きで

(ゆめのふちでのぞいたすきだらけのきみが)

夢の淵で覗いた　隙だらけの君が

(ただかじょうにきみがすきで)

ただ過剰に君が好きで

(そのましょうでくびをしめて)

その魔性で首を絞めて

(おさえきれないほどにじょうねつはあらし)

押さえ切れない程に　情熱は嵐

(ひどくすばらしいかなうんめいよ)

酷く素晴らしい哉　運命よ

(ひとついわせて)

ひとつ言わせて

(きみなしじゃいられない)

君無しじゃいられない

(すけるようなきみのゆびであちこちからむくものいとを)

透けるような君の指で　あちこち絡むクモの糸を

(ほどいてくれねむりにつくまで)

解いてくれ　眠りにつくまで

(ただむしょうにきみがすきで)

ただ無性に君が好きで

(そのいじょうなねつがすきで)

その異常な熱が好きで

(ゆめのふちでのぞいたすきだらけのきみが)

夢の淵で覗いた　隙だらけの君が

(そのまほうをぼくにかけて)

その魔法を僕にかけて

(このむじょうにいろをつけて)

この無情に色を付けて

(かくしきれないほどにいとしさがふきあれ)

隠し切れない程に　愛しさが吹き荒れ

(いますぐきみがほしくて)

今すぐ君が欲しくて

(いますぐにきみがほしいのさ)

今すぐに君が欲しいのさ

(おさえきれないほどにじょうねつはあらし)

押さえ切れない程に　情熱は嵐

(ひどくすばらしいだろうんめいよ)

酷く素晴らしいだろ　運命よ

(ひとついわせて)

ひとつ言わせて

(きみなしじゃいられない)

君無しじゃいられない

(もうひとついわせて)

もうひとつ言わせて

(きみなしじゃいられない)

君無しじゃいられない