どうか幸せにならないで

(ひきだしのなかじゃ)

引き出しの中じゃ

(はみだすくらいきたいしていたんだ)

はみ出すくらい期待していたんだ

(ぼくをよぶこえがひびく)

僕を呼ぶ声が響く

(きみがよぶこえにせきずいはんしゃ)

君が呼ぶ声に脊髄反射

(たいしたものなんてもたないぼくに)

たいした物なんて持たない僕に

(きたいしていたんでしょ？)

期待していたんでしょ？

(そっかでもねおたがいさまなんだよ)

そっか　でもねお互い様なんだよ

(やりきってよ)

やりきってよ

(わかるでしょ？)

わかるでしょ？

(ばかにしないでよ)

バカにしないでよ

(どうしてそんなてんしょんで)

どうしてそんなテンションで

(もうばくぜんとつぎをめざしてんの？)

もう漠然と次を目指してんの？

(れっとうかんにきょうがくしちゃうでしょ)

劣等感に驚愕しちゃうでしょ

(きみはぼくなしじゃどうかしあわせにならないで)

君は僕なしじゃどうか幸せにならないで

(やさしくしないでよ)

優しくしないでよ

(せいみょうないいまわしでかんじんなこといわないでしょ)

精妙な言い回しで肝心な事言わないでしょ

(きづかないふりして)

気付かないフリして

(うそはついちゃいないけれど)

嘘はついちゃいないけれど

(ぜつみょうにくうをきって)

絶妙に空をきって

(よていのるーとはしんろへんこう)

予定のルートは進路変更

(こんなつもりじゃなかったよ)

こんなつもりじゃなかったよ

(わりきってもわかるけど)

割り切っても　分かるけど

(そばにいてほしいよ)

側にいてほしいよ

(ひかんてきじょうたいのげんじょうじゃ)

悲観的状態の現状じゃ

(なにやってもなっとくいかんでしょ)

何やっても納得いかんでしょ

(げんそうかんをきょうだしたいんだよ)

幻想間を強打したいんだよ

(きみはぼくなしのほうがしあわせになれるんだと)

君は僕無しの方が幸せになれるんだと

(そうゆうことでしょ)

そうゆう事でしょ

(ぼくらのためかんけいなんていらない)

僕らのため関係なんていらない

(それならさいしょからそういってほしいよ)

それなら最初からそう言ってほしいよ

(ぜんぶかくしてわすれたい)

全部隠して忘れたい

(はずかしげもなくからんで)

恥ずかしげもなく絡んで

(あわいねつをこめたことばたちが)

淡い熱を込めた言葉達が

(そうゆうものだときびすをかえすよ)

そうゆうものだと踵を返すよ

(きみとぼくはもうしょうがない)

君と僕はもうしょうがない

(そうゆうもんだとなっとくするんでしょ)

そうゆうもんだと納得するんでしょ

(こころがわりはしないようす)

心変わりはしない様子

(ようはぼくらもうなんもない)

要は僕らもうなんもない

(そうゆうかんけいでいたいんでしょ)

そうゆう関係でいたいんでしょ

(わかったよ)

わかったよ

(だいじょうぶだかんじょうはとりあえずよこにおいといてさ)

大丈夫だ感情はとりあえず横に置いといてさ

(べつにうらんじゃいないけど)

別に恨んじゃいないけど

(きみはぼくなしじゃどうかしあわせにならないで)

君は僕無しじゃどうか幸せにならないで

(それくらいおもったっていいでしょ)

それくらい思ったっていいでしょ

(やさしくしないで)

優しくしないで