雨に唄えば

歌詞(問題文)
(ずっとなにもかわってないきがしてさ)
ずっと何も変わってない気がしてさ
(どんよりどでかいくものせいと)
どんよりどでかい雲のせいと
(あさごはんぬいたつみのばつと)
朝ごはん抜いた罪の罰と
(ふくしゅうがいっきにおしよせた)
復讐が一気に押し寄せた
(せんきゅうひゃくにじゅうさんねんいちがつ)
一九二三年一月
(かのじょはちをはいてたおれたが)
彼女は血を吐いて倒れたが
(ことばはしがつのあめみたいに)
言葉は四月の雨みたいに
(ようきなざんこくさをみせる)
陽気な残酷さを見せる
(ぼくはまたうそをつきました)
僕はまた嘘をつきました
(きらわれるのがこわいからなんて)
嫌われるのが怖いからなんて
(またひとつうそをかさねながら)
また一つ嘘を重ねながら
(ぽつぽつぽつとあめがふり)
ポツポツポツと雨が降り
(ゆううつをかそくさせれば)
憂鬱を加速させれば
(とりあえずぬれないように)
とりあえず濡れないように
(こんびにでもいこう)
コンビニでも行こう
(やまないあめはないなんて)
止まない雨はないなんて
(ありふれたことばだなんて)
ありふれた言葉だなんて
(はなでわらっていきてるから)
鼻で笑って生きてるから
(むくわれないんだろうな)
報われないんだろうな
(もうついにとうとうさいごのひにさ)
もうついにとうとう最後の日にさ
(りんごのきをうえるかくごがさ)
リンゴの木を植える覚悟がさ
(どうしてうつくしくみえるんだ)
どうして美しく見えるんだ
(どうしてなみだをさそうんだろう)
どうして涙を誘うんだろう
(くらやみがこわくてなきだした)
暗闇が怖くて泣き出した
(しらないことはしあわせなのか)
知らないことは幸せなのか
(むかしからあめはすきだったよ)
昔から雨は好きだったよ
(ゆううつをきみのせいにして)
憂鬱を君のせいにして
(ぼくはもううそをはきだした)
僕はもう嘘を吐き出した
(だれもせめたりなんてしなかった)
誰も責めたりなんてしなかった
(つらかったねとわらうんだ)
辛かったねと 笑うんだ
(きがつけばもうあめはやみ)
気が付けばもう雨は止み
(かんがえごとはどこへやら)
考え事はどこへやら
(こうもりがさにかくれていた)
こうもり傘に隠れていた
(あのくものきれまに)
あの雲の切れ間に
(ひかりをみつけるように)
光を見つけるように
(かわらないものなんてないと)
変わらないものなんてないと
(かわらないものなんてないと)
変わらないものなんてないと
(くりかえしてすすむんだ)
繰り返して進むんだ