最低なラブソンング

(やっぱいいなきみのかおは)

やっぱいいな　君の顔は

(せいかくなんてどうでもいいや)

性格なんてどうでもいいや

(せかいでいちばんさいていな)

世界で一番最低な

(ぼくがおくるらぶそんぐ)

僕が贈るラブソング

(ごめんねこんなじかんに)

ごめんね　こんな時間に

(こえがききたくて)

声が聞きたくて

(あしたのあさははやいの？)

明日の朝は早いの？

(じゃあもうちょっとだけ)

じゃあもうちょっとだけ

(たまにはりょこうでもしようか)

たまには旅行でもしようか

(きみのすきなとこ)

君の好きなとこ

(ありま？あわじしま？きのさき？)

有馬？淡路島？城崎？

(やっぱいえがいい)

やっぱ家がいい

(ふりまわしたとしても)

振り回したとしても

(てをはなさないのは)

手を離さないのは

(ばけつのみずのように)

バケツの水のように

(こぼれるとこまるから)

溢れると困るから

(やっぱいいなきみのこえは)

やっぱいいな　君の声は

(きいているとなんかおちつくや)

聞いているとなんか落ち着くや

(でんわはぼくがねたあと、きみがきってよね)

電話は僕が寝た後、君が切ってよね

(やっぱいいなきみのかおは)

やっぱいいな　君の顔は

(つれてあるくのがたのしくなる)

連れて歩くのが楽しくなる

(いいたいことがあるのなら)

言いたいことがあるのなら

(おつぎはきみのばん)

お次は君の番

(まわりのともだちはみんなくちをそろえていう)

周りの友達はみんな口を揃えて言う

(「やめとけ」)

「やめとけ」

(そんなことはもうわかってるの)

そんなことはもうわかってるの

(ゆさぶられたとしても)

揺さぶられたとしても

(はなれられないのは)

離れられないのは

(１ぱーせんとくらいはいいところがあるから)

1パーセントくらいは　良いところがあるから

(「あんたなんかきらいよ」って)

「あんたなんか嫌いよ」って

(いえたららくになれるのかもね)

言えたら楽になれるのかもね

(さいしゅうでんしゃはかれいにわたしをはこんでいく)

最終電車は華麗に私を運んでいく

(いつかいったげれんでで)

いつか行ったゲレンデで

(きいたうたがむねをしめつける)

聞いた歌が胸を締め付ける

(うちゅうでいちばんさいていなあなたとふたり)

宇宙で一番最低なあなたとふたり

(おもいかえせばずっとないてばかりのまいにちで)

思い返せばずっと　泣いてばかりの毎日で

(あなたをえらんだことを)

あなたを選んだことを

(こうかいするよるもある)

後悔する夜もある

(だけどかがみのまえでいつもおもいだすのは)

だけど鏡の前でいつも思い出すのは

(あなたのすきなまえがみとほおのいろ)

あなたの好きな前髪と頬の色

(やっぱいいなきみのこえは)

やっぱいいな　君の声は

(きいているとなんかおちつくや)

聞いているとなんか落ち着くや

(たまにはきみのねいきも)

たまには君の寝息も

(きいてあげようか)

聞いてあげようか

(やっぱいいなきみのかおは)

やっぱいいな　君の顔は

(もうなかさないようにがんばるよ)

もう泣かさないように頑張るよ

(せかいでいちばんさいこうな)

世界で一番最高な

(きみにおくるらぶそんぐ)

君に贈るラブソング