意味が分かると怖い話227 概要欄に説明あり

解説
もうちょっとでおいしい思いができたのに、は語り手のことではなくて相手の話である。
ということは、家にもう一人誰かにいるということ。
関連タイピング
-
プレイ回数388長文421打
-
中央ハイラル編
プレイ回数142かな357打 -
プレイ回数2.6万短文数字192打
-
フィローネ地方編
プレイ回数230かな221打 -
ただの思い付き5
プレイ回数228短文かな156打 -
箸休め的企画 なくなったら終わり
プレイ回数169長文3095打 -
何が出るかはお楽しみ。
プレイ回数615長文かな866打 -
番号順のほうもぜひ。
プレイ回数58短文かな160打
問題文
(あたらしくひっこしてきたいえのあたらしいじしつで)
新しく引っ越してきた家の新しい自室で
(ねっとかんきょうをととのえてついきのう2ちゃんねるつかえるようになった。)
ネット環境を整えてつい昨日2チャンネル使えるようになった。
(んでひさしぶりの2ちゃんねるをたのしんでたんだけど、)
んで久しぶりの2チャンネルを楽しんでたんだけど、
(つかれがたまってたからしんやに2かいめのおふろにはいったのよ。)
疲れがたまってたから深夜に2回目のお風呂に入ったのよ。
(ゆぶねにつかってのんびりしてたら2かいからだれかがおりてくるんだけど、)
湯船につかってのんびりしてたら2階から誰かが下りてくるんだけど、
(かぞくおこしちゃったかなとおもってるうちに)
家族起こしちゃったかなと思ってるうちに
(あしおとがだついじょにはいってきてこえがすんのよ。)
足音が脱衣所に入ってきて声がすんのよ。
(「おにいちゃん、おふろはいってるの?はやくあがってよ~」)
「お兄ちゃん、お風呂入ってるの?早く上がってよ~」
(なんだ?とおもってだまってるとつづけて)
なんだ?と思って黙ってると続けて
(「もう、あがらないんだったらいっしょにはいるよ?」)
「もう、上がらないんだったら一緒に入るよ?」
(いうかいわないかするうちとがひらかれる。)
いうか言わないかするうち戸が開かれる。
(びびってとをこんしんのちからをかけておさえてさけんだよ。)
ビビって戸を渾身の力をかけて押さえて叫んだよ。
(「はいるんじゃない!あっちいけ!」)
「入るんじゃない!あっち行け!」
(って。)
って。
(そうするうちにむこうのちからがよわくなって)
そうするうちに向こうの力が弱くなって
(「もうちょっとでおいしいおもいができたのに」)
「もうちょっとでおいしい思いができたのに」
(ってこえとともにあしおとがどんどんはなれていったのよ。)
って声とともに足音がどんどん離れていったのよ。
(でもおれのこえでかぞくがおきてきて)
でも俺の声で家族が起きてきて
(「よなかになにさわいでるんだ!」)
「夜中に何騒いでるんだ!」
(「ひっこしてきたばかりなのにごきんじょにめいわくかけないでよね」)
「引っ越してきたばかりなのにご近所に迷惑かけないでよね」
(ってしかられちまったが、しんそこほっとした。)
って叱られちまったが、心底ほっとした。
(よんでてわかっただろうけど)
読んでて分かっただろうけど
(おれってひとりっこなんだよね。)
俺って一人っ子なんだよね。