幻夜祭

(きおくのかなたにじだいはさまよい)

記憶の彼方に時代は彷徨い

(あのひのさけびごえがこだまする)

あの日の叫び声がこだまする

(たちのぼるほのおとあかいばりけーど)

立ち昇る炎と赤いバリケード

(ぼくらはなんのためたたかったのだろう)

僕らは何のため闘ったのだろう

(ただとおくへとひたすらいのった)

ただ遠くへとひたすら祈った

(かいほうとへんかくの１９６９)

解放と変革の1969

(ｃａｒｎｉｖａｌｃａｒｎｉｖａｌまぼろしのよるをこえ)

Carnival Carnival　幻の夜を越え

(あのひのいたみをわすれはしない)

あの日の痛みを忘れはしない

(ろじょうでくだけちったいでおろぎー)

路上で砕け散ったイデオロギー

(まるでぼくたちとのあいのように)

まるで僕たちとの愛のように

(なりやまぬしゅぷれひこーるばりけーどのなか)

鳴りやまぬシュプレヒコール　バリケードの中

(ぼくたちはさいごのくちづけをした)

僕たちは最後のくちづけをした

(はじめるためにおわらせたかった)

始めるために終わらせたかった

(かいたいとほうかいの１９６９)

解体と崩壊の1969

(ｃａｒｎｉｖａｌｃａｒｎｉｖａｌざせつのじだいをこえ)

Carnival Carnival　挫折の時代を越え

(せんしのれくいえむかなでるあじていしょん)

戦士の鎮魂歌　奏でるアジテイション

(りそうをもとめてだれもがきずついた)

理想を求めて誰もが傷ついた

(もえあがれ！もえあがれ！よぞらをやきつくせ)

燃え上れ！燃え上れ！　夜空を焼き尽くせ

(まつりのおわりのせつなのなかで)

祭りの終わりの刹那の中で

(たいりつきょうちょうじりつのせだいに)

対立　協調　自立の世代に

(だんあつていこうゆめみたげんそう)

弾圧　抵抗　夢見た幻想

(ゆうじょうあいじょううらぎるげんじつ)

友情　愛情　裏切る現実

(あつれきちんもくみえないしんじつ)

軋轢　沈黙　見えない真実

(ああもういちどかたりあいたい)

ああ　もう一度語り合いたい

(さよならをえいえんにぼくはいわないｔｈｅｓｅｄａｙｓ)

サヨナラを永遠に僕は言わない　These Days

(たたかうことでしかまもれなかったときにはあいさえもやさしささえも)

闘うことでしか守れなかった　時には愛さえも優しささえも

(いくつものつみをぼくたちはかかえて)

幾つもの罪を僕たちは抱えて

(どこにむかってはしりだしたのだろう)

何処に向かって走り出したのだろう

(しんじるためにしんじあうために)

信じるために　信じあうために

(じぶんさえうたがったあのとおいひび)

自分さえ疑ったあの遠い日々

(ｃａｒｎｉｖａｌｃａｒｎｉｖａｌまぼろしのよるをこえ)

Carnival Carnival　幻の夜を越え

(あのひのいたみをわすれはしない)

あの日の痛みを忘れはしない

(だんぜつだんざいゆううつなせだいよ)

断絶　断罪　憂鬱な世代よ

(けんりょくとうそうなくしたじょうねつ)

権力　闘争　失くした情熱

(はんどうぞうはんねつぞうきゅうだん)

反動　造反　捏造　糾弾

(ぜつぼうすべてはみらいのそうしつ)

絶望　全ては　未来の喪失

(ああもういちどはしりだしたい)

ああ　もう一度走り出したい

(ｃａｒｎｉｖａｌｃａｒｎｉｖａｌげんそうｒｅｖｏｌｕｔｉｏｎ)

Carnival Carnival　幻想 Revolution

(あのひのときめきわすれはしない)

あの日のときめき忘れはしない

(ｃａｒｎｉｖａｌｃａｒｎｉｖａｌざせつのときをこえ)

Carnival Carnival　挫折の時を越え

(せんしのれくいえむきこえるあじていしょん)

戦士の鎮魂歌　聞こえるアジテイション

(まぼろしをだれもがおいかけていたのさ)

幻想を誰もが追いかけていたのさ

(もえあがれ！もえあがれ！よぞらをやきつくせ)

もえあがれ！燃え上れ！　夜空を焼き尽くせ

(まつりのおわりのせつなのなかで)

祭りの終わりの刹那の中で

(さよならをえいえんにぼくはいえないｔｈｅｓｅｄａｙｓ)

サヨナラを永遠に僕は言えない　These Days