『ミステリと言う勿れ』言葉集1
記号などは外してあります。
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問題文
(しんじつはひとのかずだけあるんですよ)
真実は人の数だけあるんですよ
(ぼくはこどもをもったことはないですが こどもだったことはあります)
僕は子供を持ったことはないですが 子供だったことはあります
(そういうこともはなさないとほんにんにはつたわらないんです)
そういうことも話さないと本人には伝わらないんです
(にげたひとのせいでみんながころされても それはそのひとのせいじゃない)
逃げた人のせいでみんなが殺されても それはその人のせいじゃない
(しにかただけでそのひとのことをきめつけないでほしい)
死に方だけでその人のことを決めつけないでほしい
(けってんとじゃくてんはぜんぜんちがうものなんです)
「欠点」と「弱点」は全然違うものなんです
(どうしていじめられてるほうが にげなきゃならないんでしょう)
どうしていじめられてる方が 逃げなきゃならないんでしょう
(しゅうかんにしてまいにちやすまずちゃんとつづけるって いちばんそこがむずかしいのに)
習慣にして毎日休まずちゃんと続けるって 一番そこが難しいのに!
(ひとのためとかいてにせになるふしぎ)
“人の為”と書いて“偽”になる不思議
(ぼくはひとはしぜんのいきものなのでひとがすることは すべてしぜんのはんちゅうだとおもってます)
僕は人は自然の生き物なので人がすることは すべて自然の範疇だと思ってます
(できることでしたいことはしたらいいとぼくはおもう)
できることでしたいことはしたらいいと僕は思う
(にんげんだけとくべつとおもいすぎると いろいろおかしくなるんだとおもう)
人間だけ特別と思いすぎると いろいろおかしくなるんだと思う
(どうおこっていいかわからないひとはなにがただしいかもわからない)
“どう怒っていいかわからない人は何が正しいかもわからない”
(はためいわくだったでもあいしてた)
はた迷惑だった でも愛してた
(こどもってかわくまえのせめんとみたいなんですって)
子供って乾く前のセメントみたいなんですって
(はんまーしかもっていなければすべてのものがくぎにみえる)
“ハンマーしか持っていなければすべてのものが釘に見える”
(こどもはばかじゃないです じぶんがこどものころばかでしたか)
子供はバカじゃないです 自分が子供の頃バカでしたか?
(こっちがいやならそれはめいわくなことなんです)
こっちがイヤならそれは迷惑なことなんです
(しきたりとかるーるとかでんとうとか それっててんからふってきたわけじゃないんで)
しきたりとかルールとか伝統とか それって天から降ってきたわけじゃないんで
(ひとがつくったものはひとがかえていいんだとおもいます)
人が作ったものは人が変えていいんだと思います
(あなたがめのまえのひとがどんなかおをしてるかに きづいてないからです)
あなたが目の前の人がどんな顔をしてるかに 気づいてないからです
(じぶんのなかからでてきたことばをつかってください)
自分の中から出てきた言葉を使ってください
(じぶんがへただってわかるときって めがこえてきたときなんですよ)
自分が下手だってわかる時って 目が肥えてきた時なんですよ
(へただとおもったときこそのびどきです)
下手だと思ったときこそ伸び時です
(かれーびよりだ)
カレー日和だ