Pale Blue 米津玄師

(ずっと)

ずっと

(ずっと)

ずっと

(ずっと)

ずっと

(こいをしていた)

恋をしていた

(これでさようなら)

これでさようなら

(あなたのことがなによりもたいせつでした)

あなたのことが何よりも大切でした

(のぞみどおりのおわりじゃなかった)

望み通りの終わりじゃなかった

(あなたはどうですか)

あなたはどうですか

(ともだちにすらもどれないから)

友達にすら戻れないから

(わたしそらをみていました)

私　空を見ていました

(さいごくらいまたはるめくような)

最後くらいまた春めくような

(きれいなさよならしましょう)

綺麗なさよならしましょう

(それはみずもやらずかれたえーでるわいす)

それは水もやらず枯れたエーデルワイス

(くろずみだすみみかざり)

黒ずみだす耳飾り

(こんなつまらないえいがなどもうおしまい)

こんなつまらない映画などもうおしまい

(なのにえんどろーるのとちゅうでかなしくなった)

なのにエンドロールの途中で悲しくなった

(ねぇこのおもいはなに)

ねぇ　この想いは何

(あなたがみすえたみらいにわたしもいたい)

あなたが見据えた未来に私も居たい

(はなさきがふれるくらいにあなたをみつめたい)

鼻先が触れるくらいにあなたを見つめたい

(はりさけるほどのいたみをさけびたいのに)

張り裂けるほどの痛みを叫びたいのに

(わたしあなたにこいをした)

私あなたに恋をした

(はなたばといっしょに)

花束と一緒に

(ずっと)

ずっと

(ずっと)

ずっと

(ずっと)

ずっと

(こいをしていた)

恋をしていた

(はれたひのあさ)

晴れた日の朝

(あなたのことがどこまでもたいせつでした)

あなたのことがどこまでも大切でした

(いえないでいたことばかわしあった)

言えないでいた言葉交わし合った

(わらえるくらいおだやかに)

笑えるくらい穏やかに

(それはひどくたけのずれたおーとくちゅーる)

それはひどく丈のずれたオートクチュール

(ほつれてゆくぼたんのあな)

ほつれてゆくボタンの穴

(こんなちぐはぐなぶたいはもうしめたい)

こんなチグハグな舞台はもう閉めたい

(なのにえぴろーぐのせりふがいえなくなった)

なのにエピローグの台詞が言えなくなった

(ねぇあなたをみつめてた)

ねぇ　あなたを見つめてた

(どれだけうまれかわろうともいみがないくらい)

どれだけ生まれ変わろうとも意味がないくらい

(どこかみちびかれるようにあなたとであいたい)

どこか導かれるようにあなたと出逢いたい

(いまさらいいたいことなんてひとつもないのに)

いまさら言いたいことなんて一つもないのに

(わたしあなたにこいをした)

私あなたに恋をした

(くるしさといっしょに)

苦しさと一緒に

(ずっとずっとずっと)

ずっと　ずっと　ずっと

(あなたのうでそのむねのなか)

あなたの腕　その胸の中

(つよくひきあういんりょくで)

強く惹き合う引力で

(ありふれていたいあわくあおいめろでぃ)

ありふれていたい　淡く青いメロディ

(いかないでここにいてそばで)

行かないで　ここにいて　傍で

(なにもいわないままで)

何も言わないままで

(わすれられないくらいにだきしめて)

忘れられないくらいに抱き締めて

(ずっとずっと)

ずっと　ずっと

(ずっとずっとずっと)

ずっと　ずっと　ずっと

(こいをしている)

恋をしている