原神　フィッシュル　ボイス

(こうじょのなでめいずる。)

皇女の名で命ずる。

(そのせいべつのつばさでそらをおおいかくし、えいえんのよるをもたらしなさい。)

その聖別の翼で空を覆い隠し、永遠の夜をもたらしなさい。

(むりなんだいをおしつけないでください！)

無理難題を押し付けないでください！

(わたくしはゆうやじょうどのあるじ、だんざいのこうじょふぃっしゅる。)

わたくしは幽夜浄土の主、断罪の皇女フィッシュル。

(このよのつみをたちきり、しんじつをすべてあきらかにするものよ。)

この世の罪を断ち切り、真実を全て明らかにする者よ。

(ぼうけんしゃきょうかいのちょうさいんでございます。)

冒険者協会の調査員でございます。

(わたくしとあなたはいせかいのたびびとどうしとしてここでであった。)

わたくしとあなたは異世界の旅人同士としてここで出会った。

(まちがいない、きっとこれはうんめいのいしよ。)

間違いない、きっとこれは運命の意志よ。

(「あのひと」に、わたくしとおなじこのせかいにぞくさないたびびとにであえて)

「あの人」に、わたくしと同じこの世界に属さない旅人に出会えて…

(ざんこくなうんめいでさえも、わたくしのつみぶかきちにほほえんでいるようにみえるわ。)

残酷な運命でさえも、わたくしの罪深き血に微笑んでいるようにみえるわ。

(たとえわたくしのうんめい、にげられない「しんじつ」でも)

たとえわたくしの運命、逃げられない「現実」でも…

(ああ、わかりますぞ。)

ああ、わかりますぞ。

(あのたびびとなら、なにがあってもきっとおじょうさまのみかたでいるはずですぞ。)

あの旅人なら、何があってもきっとお嬢様の味方でいるはずですぞ。

(わたくし、このゆうやじょうどのしゅさい、)

わたくし、この幽夜浄土の主宰、

(だんざいのこうじょのためにいのちをささげるかくごをし、かのもののうんめいをまもりなさい。)

断罪の皇女のために命を捧げる覚悟をし、かの者の運命を守りなさい。

(わたしのいのちをだいじにしてください！)

私の命を大事にしてください！

(ふん、つみぶかきものにだんざいをくだし、うんめいにみとめられたひとにしゅくふくをおくり、)

フン、罪深き者に断罪を下し、運命に認められた人に祝福を送り、

(はてしないゆうやじょうどでこのよでゆるされないゆめをうけいれることが、)

果てしない幽夜浄土でこの世で許されない夢を受け入れることが、

(だんざいのこうじょがせおうおもいしめい、うたがうことをゆるさないわ。)

断罪の皇女が背負う重い使命、疑うことを許さないわ。

(ふうまりゅう？わたくしのにわでかわれるぺっとのようなものが、)

風魔龍？わたくしの庭で飼われるペットのようなものが、

(このよではわざわいになるのね。ふん、みんなやくたたずね)

この世では災いになるのね。フン、みんな役立たずね…

(そうおっしゃっていますが、あのときはかなりしんぱいしていたではありませんか。)

そうおっしゃっていますが、あの時はかなり心配していたではありませんか。

(そ、それはこのわたくしにはすべてのたましいをまもるすうこうなるせきにんがあるからでしょ)

そ、それはこのわたくしには全ての魂を守る崇高なる責任があるからでしょ…

(おじょうさまはしょうせつをよむのがすきでございます。)

お嬢様は小説を読むのが好きでございます。

(「おず」というなまえも、おじょうさまがおきにいりのしょうせつからとりました。)

「オズ」という名前も、お嬢様がお気に入りの小説から取りました。

(よるのまやよわがしゅくふくのなをよびかけ、)

夜の魔矢よ…我が祝福の名を呼びかけ、

(ばつとなるそうしのらいこうをもとめ、うんめいのてきをいおとせ！)

罰となる蒼紫の雷光を求め、運命の敵を射落とせ！

(えらいですぞ！)

偉いですぞ！

(ゆうしょくのこともございますし、はとでもいとめてくれるとさいこうですな。)

夕食のこともございますし、鳩でも射止めてくれると最高ですな。