KIRA★KIRA★TRAIN/いきものがかり

(とつぜんのゆきはきみをむくちにさせたさんかいめのふゆがいまおわる)

突然の雪は君を無口にさせた 三回目の冬が今終わる

(ｔｏｋｙｏのそらにはしりがきしたゆめをおいかけてぼくはきしゃにのる)

TOKYOの空に走り書きした夢を 追いかけて僕は汽車に乗る

(だれもいないしずかなほーむふいにきみがてをにぎりかえした)

誰もいない静かなホーム 不意に君が手を握り返した

(げんきでねつぶやいたこえにだまってうなづいたよ)

「元気でね…」 つぶやいた声に 黙ってうなづいたよ

(もうべるはなりはじめていた)

もう ベルは鳴り始めていた

(さあさいしゅうれっしゃにのってちいさなかばんをかかえて)

さあ 最終列車に乗って 小さなカバンを抱えて

(ぼくはこのまちをでていくさよならさよなら)

僕はこの故郷(まち)を出ていく さよなら さよなら

(くりかえしてをふるきみがだんだんちいさくなっていく)

繰り返し手を振る君が だんだん小さくなっていく

(だいすきなそのめにみえたよきらきらきらきら)

大好きなその瞳(め)に見えたよ きらきら きらきら

(たびだつあなたわかってたはずなのにこのむねがすこしだけいたむ)

旅立つあなた 分かってたはずなのに この胸が少しだけ痛む

(ふたりのててらしてたけいこうとうのあかりがきえた)

ふたりの手 照らしてた 蛍光灯の明かりが消えた

(もういくねつぶやいたままでそっとわらってくれた)

「もう行くね…」 つぶやいたままで そっと笑ってくれた

(もうべるはなりはじめていた)

もう ベルは鳴り始めていた

(ねえさいしゅうれっしゃにのっておおきなゆめだけかかえて)

ねえ最終列車に乗って 大きな夢だけ抱えて

(あたしをわすれてしまうのさよならさよなら)

あたしを忘れてしまうの さよなら さよなら

(ほしがまうまちにたびだつあなたのみらいをいのるよ)

星が舞う街に旅立つ あなたの未来を祈るよ

(だいすきなそのめにかがやけきらきらきらきら)

大好きなその瞳(め)に輝け きらきら きらきら

(はなれていくふたりをときがおいこしていく)

離れていくふたりを 時が追い越していく

(そのえきのむこうがわにつづいていくひとりきりをあるいていく)

その駅の向こう側に続いていく "ひとりきり"を歩いていく

(さいしゅうれっしゃにのってぼくらはなにかをなくして)

最終列車に乗って 僕らは何かを失くして

(わずかなゆうきをてにしたさよならさよなら)

わずかな勇気を手にした さよなら さよなら

(さいしゅうれっしゃにのってみぎてにきっぷをにぎって)

最終列車に乗って 右手に切符を握って

(ぼくらはあしたをいきていくさよならさよなら)

僕らは明日を生きていく さよなら さよなら

(くりかえしてをふるさきにたしかなことばをつたうよ)

繰り返し手を振る先に 確かな言葉を伝うよ

(だいすきなそのめにひかるよきらきらきらきら)

大好きなその瞳(め)に光るよ きらきら きらきら