藍坊主歌詞打　ハローグッバイ

(よーぐるとのかっぷにあかとんぼがとまってる、)

ヨーグルトのカップに赤とんぼが止まってる、

(からからかわいた、ゆうひのにおい。)

カラカラ乾いた、夕日の匂い。

(こがらしはこがらしで、ありはありで、ねこはねこ、)

木枯らしは木枯らしで、アリはアリで、ネコはネコ、

(けどぼくは、いまだに、ぼくになれない。)

けどぼくは、いまだに、ぼくになれない。

(れっとうかんのかたまりがずっと、いきをしてもぱんをたべても、)

劣等感の固まりがずっと、息をしてもパンを食べても、

(のみこめないところにつまってんだ、ばけつ３ばいぶんじゃたりないくらい)

飲み込めないところに詰まってんだ、バケツ３杯分じゃ足りないくらい

(あなたがいきているこのせかいにぼくはなんどでもかんしゃするんだ。)

あなたが生きているこの世界に僕はなんどでも感謝するんだ。

(ためこんだなみだがくさってしまうまえに、はろーはろーぐっばい)

溜め込んだ涙が腐ってしまう前に、ハローハローグッバイ

(どーなつのあなぼこは、そんざいかくうはくか？と、だれかがいってた。うつくしいことば。)

「ドーナツの穴ぼこは、存在か空白か？」と、だれかが言ってた。美しい言葉。

(ぼくのかかえるあなが、いみのあるそんざいだったら、どんなにいいだろう。)

ぼくの抱える穴が、意味のある存在だったら、どんなにいいだろう。

(すくわれるよ。)

救われるよ。

(しあわせのえのぐしぼったらちょこれーといろがすこしでた、くだらねえとくちにだしたら、)

幸せの絵の具絞ったらチョコレート色が少しでた、くだらねえと口に出したら、

(きえてしまいそうなひかりだった。)

消えてしまいそうな光だった。

(あなたがいきているこのせかいにぼくはなんどでもかんしゃするんだ。)

あなたが生きているこの世界に僕はなんどでも感謝するんだ。

(ためこんだなみだがくさってしまうまえに、はろーはろーぐっばい)

溜め込んだ涙が腐ってしまう前に、ハローハローグッバイ

(さんだるはいらない、おちばふんで、ながいかげをおいて、はしりだせ。)

サンダルはいらない、落ち葉踏んで、長い影を置いて、走り出せ。

(けりあげたさかみち、ほねがとけそうなあめ、ほしはよるのすきまうめた。)

蹴り上げた坂道、骨が溶けそうな雨、星は夜の隙間埋めた。

(たおれるまではしれ、くたばるまではしれ、ずっと、ずっと、ずっと。)

倒れるまで走れ、くたばるまで走れ、ずっと、ずっと、ずっと。