アンビバレンス

(にりつはいはんじがとよくぼうのめす)

二律背反、自我と欲望の刃物

(たいないをくったげつめんのえす)

体内を蝕った月面の本能

(ほらかっとうりんりかんのあいは)

ほら葛藤、倫理観の愛は

(あんびばれんすなわたしなの)

アンビバレンスな私なの

(どはつてんついてはいたえごに)

怒髪天 衝いて吐いたエゴに

(さよならせかいははいいろに)

『サヨナラ』世界は灰色に

(わかっていたってどっかではないて)

分かっていたって どっかでは泣いて

(きづいてかなしんでるの)

気づいて悲しんでるの

(かさなりあっていったらかげってみえるんだろう)

重なり合っていったら 陰って見えるんだろう

(どうかせんのひのなかにおっこちて)

導火線の火の中に落っこちて

(くらくらになるまでおさえた)

クラクラになるまで抑えた

(かんじょうちってばらになる)

感情散って薔薇になる

(よくぼうだらけのせかいにうちこんでいいんだろ)

欲望だらけの世界に撃ち込んでいいんだろ？

(あなただけのあいをもってわたしだけねがいをしって)

あなただけの愛を持って 私だけ願いを知って

(あなただけのあいをもってわたしだけねがいをしる)

あなただけの愛を持って 私だけ願いを知る

(にりつはいはんじがとよくぼうのめす)

二律背反、自我と欲望の刃物

(たいないをむしくったげつめんのえす)

体内を蝕った月面の本能

(ほらかっとうりんりかんのあいは)

ほら葛藤、倫理観の愛は

(あんびばれんすなわたしなの)

アンビバレンスな私なの

(のぞまないのもわかってるんだ)

望まないのも分かってるんだ

(むねにのこったのはかんしょうなんだ)

胸に残ったのは感傷なんだ

(あかくよるをてらすの)

赤く夜を照らすの

(かなしみにこえをふるわせてないたよるがばらになる)

悲しみに声を震わせて 泣いた夜が薔薇になる

(どうせしぬならいきようとねがってよ)

どうせ死ぬなら 生きようと願ってよ

(くらくらになるまでおさえた)

クラクラになるまで抑えた

(かんじょうちってばらになる)

感情散って 薔薇になる

(よくぼうだらけのせかいにうちこんでいいんだろ)

欲望だらけの世界に撃ち込んでいいんだろ？

(あなただけのあいをもってわたしだけねがいをしって)

あなただけの愛を持って 私だけ願いを知って

(あなただけのあいをもってわたしだけねがいをしる)

あなただけの愛を持って 私だけ願いを知る

(ないたよるがばらになるそのはなたばを)

泣いた夜が薔薇になる その花束を

(かんじょうちってばらになるそのかなしみを)

感情散って薔薇になる その悲しみを