DARUMA/いちた

(きらいだったんだずっとあのめろでぃー)

嫌いだったんだずっとあの音階

(いろめいたへんこうのえぼにー)

色めいた偏光の黒檀

(ごまかしてちょうだい)

誤魔化して頂戴？

(ぜんじんるいさいこうあいしょうか)

全人類最高愛唱歌

(まるまったのしかくけいのめもりー)

丸まったの四角形の記憶

(ゆがんだしへんけいのえごに)

歪んだ四辺形の利己に

(くるまってしゅうしん)

包まって就寝

(さぁいっせいのでわらいましょ)

さぁ一斉ので笑いましょ

(あてがったんだけんじゅうもみみに)

当てがったんだ拳銃を耳に

(うちぬいてじゅうだんくろめに)

撃ち抜いた銃弾黒目に

(いろついてしゅうしん)

色付いて執心

(たいはいてきしょうどうかっせいか)

頽廃的衝動活性化

(けんげんしたみかんせいのじがに)

顕現した未完成の自我に

(みえすいたてんけいのへどに)

見え透いた天啓の反吐に

(いやんなってきゅうしん)

嫌んなって休心

(もういっさいがっさいわすれましょ)

もう一切合切忘れましょ

(だれかのせいでつかまった)

誰かの所為で捕まった

(ってのたまうわいしょうな)

って宣う矮小な

(きぶんやもさぞときんをみがいて)

気分屋もさぞ鍍金を磨いて

(よごれをおとしている)

汚れを落としている

(あなたのせいでうしなったんだ)

貴方の所為で失ったんだ

(だいだんえんのしょうめいと)

大団円の照明と

(やつらはわめいている)

奴らは喚いている

(こなごなになってちょうだい)

粉々になって頂戴

(なやみのたねにみずをのこるじょうろ)

菜や実の種に水を遣る如雨露

(さんそとふこうかんのとんち)

酸素と不幸感の頓知

(はげましてちょうだい)

励まして頂戴

(しょうそうてきかんじょうちんせいか)

焦燥的感情鎮静化

(まるまったのふけんこうなぽりしー)

丸まったの 不健康な政略

(かいじゃりすいぎょとうめいなこうし)

海砂利水魚 透明な格子

(きずついてちょうだい)

傷付いて頂戴

(ころんだのはだれでしょう)

転んだのは誰でしょう

(だれかのせいでふくらんだ)

誰かの所為で膨らんだ

(そのちんぷなじがのような)

その陳腐な自我の様な

(ふうせんはいまもなおもふくらんで)

風船は今も尚も膨らんで

(ゆかにころがっている)

床に転がっている

(だるまのようなかおをしてんだ)

達磨の様な顔をしてんだ

(かいげんれいのきょうめい)

戒厳令の共鳴

(だれかのせいでつかまった)

誰かの所為で捕まった

(ってのたまうわいしょうな)

って宣う矮小な

(きぶんやもさぞときんをみがいて)

気分屋もさぞ鍍金を磨いて

(よごれをおとしている)

汚れを落としている

(あなたのせいでうしなったんだ)

貴方の所為で失ったんだ

(だいだんえんのしょうめいと)

大団円の照明と

(やつらはわめいている)

奴らは喚いている

(こなごなになってちょうだい)

粉々になって頂戴

(ぐちゃぐちゃになってちょうだい)

ぐちゃぐちゃになって頂戴