Signal on the Street

(あめはゆうべきれいにそらにとけて)

雨は夕べ　綺麗に空に溶けて

(きみのほおをそっとなでていまつきをおいこしてひかる)

君の頬をそっと撫でて　今、月を追い越して光る

(このおもいはとめようもないだれにもとめようのないもの)

この想いは止めようもない　誰にも止めようのないもの

(ひかりはゆうべあぜみちをさけて)

光は夕べ　あぜ道を避けて、

(まちきれはしをかけていまかれのてのなかでもえる)

街　切れ端を駆けて　今、彼の手の中で燃える

(あたためてどうしようもないこのひびのゆううつを)

温めて　どうしようもない　この日々の憂鬱を

(だけどとめようもないだれにもとめようのないもの)

だけど止めようもない　誰にも止めようのないもの

(まちのひがざわめくようにきみをかくしても)

街の灯がざわめくように　君を隠しても

(ささやかなくらやみでだってたしかにひかってよ)

ささやかな暗闇でだって　確かに光ってよ

(まちのひがうらぎるようにろじをてらしても)

街の灯が裏切るように　路地を照らしても

(くらむようながいとうでだってかすかにひかっておくれよねえ)

眩むような街頭でだって　かすかに光っておくれよ　ねえ

(かれはがーどれーるにこしかけてすこしせきこんだ)

彼はガードレールに腰掛けて　少し咳き込んだ

(てーるらんぷながされてしまいそうだ)

テールランプ　流されてしまいそうだ

(だけどどうしようもないいのちはもえているの)

だけど　どうしようもない　命は燃えているの

(だからとめようもないだれにもとめようのないもの)

だから止めようもない　誰にも止めようのないもの

(まちのひがざわめくようにきみをかくしても)

街の灯がざわめくように　君を隠しても

(ささやかなくらやみでだってたしかにひかってよ)

ささやかな暗闇でだって　確かに光ってよ

(まちのひがうらぎるようにろじをてらしても)

街の灯が裏切るように　路地を照らしても

(くらむようながいとうでだってかすかにひかっておくれよねえ)

眩むような街頭でだって　かすかに光っておくれよ　ねえ

(くらっぷくらっぷくらっぷあいずを)

クラップ　クラップ　クラップ　合図を

(たっぷたっぷたっぷあいずを)

タップ　タップ　タップ　合図を