ココロノソラ

(ぺりとこーるのにおいふきげんなことばは)

ペリトコールの匂い　不機嫌な言葉は

(かさをたたくあめのおとにいきをひそめた)

傘を叩く雨の音に　息を潜めた

(すこしねこぜなのはひとみそらせるから)

少し猫背なのは　瞳逸らせるから

(しまいこんだはずのおもいみすかされそうで)

仕舞い込んだはずの想い　見透かされそうで

(ききわけのいいこでいたくて)

聞き分けの良い子でいたくて

(ふさいでしまったほんとうのこえ)

塞いでしまった　本当の声

(どうしてかな)

どうしてかな

(どうしてもあいたくなった)

どうしても会いたくなった

(こころのなかのそら)

ココロの中の空

(ぶあついくもまからひかりがさせば)

分厚い雲間から　光が射せば

(またきみにあえるきがしたこいみたいだ)

また　君に会える気がした　恋みたいだ

(かくさないでよわさだって)

隠さないで　弱さだって

(だきしめてあげたい)

抱きしめてあげたい

(こころのてんきよほうは)

ココロの天気予報は

(なみだのちえがおでしょう)

「涙のち笑顔でしょう」

(かーてんにくるまりつくるしょうせかいは)

カーテンに包まリ　作る小世界は

(だれもこわせはしないけどさみしいしぇるたー)

誰も壊せはしないけど　寂しいシェルター

(どんなじぶんにみえるかよりも)

どんな自分に見えるかよりも

(なににときめきなにをねがう)

何にときめき　何を願う

(どうしてでも)

どうしてでも

(ちゃんとむきあおうときめた)

ちゃんと向き合おうと決めた

(こころのなかのそら)

ココロの中の空

(まぶたにしみるあおうそはいらない)

瞼に染みる青　嘘は要らない

(ほらきみがほほえんだならこいみたいだ)

ほら　君が微笑んだなら　恋みたいだ

(ほんのちょっとつよくなって)

ほんのちょっと　強くなって

(そのてにぎりしめる)

その手握りしめる

(こころのてんきよほうに)

ココロの天気予報に

(なみだのちなみだはない)

「涙のち涙」はない

(そこにいるわかってても)

そこに居る　分かってても

(みえないふりしていたよ)

見えないフリしていたよ

(でもきりはなせない)

でも切り離せない

(ひめたあいを)

秘めた愛を

(こころのなかのそら)

ココロの中の空

(くもひとつないそらときはなつのはいま)

雲一つない空　解き放つのは　今

(だれのめもおそれなくていい)

誰の目も恐れなくて良い

(ああまぶたにしみるあおうそはいらない)

ああ　瞼に染みる青　嘘は要らない

(ほらきみがほほえんだならそれはあいだ)

ほら　君が微笑んだから　それは愛だ

(ほんのちょっとつよくなって)

ほんのちょっと　強くなって

(そのてにぎりしめる)

その手握りしめる

(こころのてんきよほうは)

ココロの天気予報は

(なみだのちえがお)

「涙のち笑顔」