そりゃ君が好きだから

(きみとであったのはぐうぜんだとかそうじゃないとかはいい)

君と出会ったのは偶然だとかそうじゃないとかはいい

(そりゃきみがすきだからいまのきみがすべてだから)

そりゃ君が好きだから　今の君がすべてだから

(きみとであうまでのきおくなどぼくのものじゃなくていい)

君と出会うまでの記憶など僕のモノじゃなくていい

(きみをすきなぼくだからそんなぼくがすきだから)

君を好きな僕だから　そんな僕が好きだから

(そんなのかばだよときみはわらうけど)

「そんなのカバだよ」と君は笑うけど

(そりゃほっぺぽってなっちまってほいで)

そりゃほっぺ「ポッ」てなっちまってほいで

(あいだこいだなんじゃもんじゃくって)

愛だ恋だなんじゃもんじゃ食って

(でもいえるうそないぼくのあいしてる)

でも言える嘘ない僕の「愛してる」

(まぶしかったこころをきみははずかしがってかくすけど)

眩しかった心を君は恥ずかしがって隠すけど

(きっとそういうもんじゃないんだよひらいてつつんでみてよ)

きっとそういうもんじゃないんだよ　開いて包んでみてよ

(だれがなんていったってひとはひとをあいするんだって)

誰がなんて言ったって人は人を愛するんだって

(それがいちばんきもちいいんだってぼくはおもうわけです)

それが一番気持ちいいんだって僕は思うわけです

(きみとであうまでのきせきなどぼくのものじゃなくていい)

君と出会うまでの奇跡など僕のモノじゃなくていい

(きみのためにつかいたいそんなきせきにあいたい)

君のために使いたい　そんな奇跡に会いたい

(このおもいがきえるときはこのぼくがこのよからきえるとき)

この想いが消える時はこの僕がこの世から消える時

(こんなことさえいえちゃうきみとぼくがすきだから)

こんなことさえ言えちゃう　　君と僕が好きだから

(そんなのはげだよときみはもらすけど)

「そんなのハゲだよ」と君は洩らすけど

(まずはげてねぇしふっさふっさだし)

まずハゲてねぇしフッサフッサだし

(あっちそっちどっちもんちっちー)

あっちそっちどっちモンチッチー

(どこでなにやってるきみのあいしている)

どこで何やってる？君の「愛している」

(よごしちゃったことばがいつかぼくをかがやかせるんだ)

汚しちゃった言葉がいつか僕を輝かせるんだ

(きみのためにつかうあいしているこのためにあったことば)

君のために使う「愛している」このためにあった言葉

(かくしちゃったこころはいつのまにかきみがもっていて)

隠しちゃった心はいつのまにか君が持っていて

(ふたりきすするときぼくがめをとじているすきに)

二人キスする時僕が目を閉じている隙に

(そっとくちびるにもどしてくれるんだ)

そっと唇に戻してくれるんだ

(まぶしかったおもいがいつかぼくだけにはにかむんだ)

眩しかった想いがいつか僕だけにハニかむんだ

(きっとそういうふうなもんなんだそのためのいまなんです)

きっとそういうふうなもんなんだそのための今なんです

(ぼくはおもうわけです)

僕は思うわけです

(そうやってしんでいきたいです)

そうやって死んでいきたいです