No.1/槇原敬之

(おたがいのことをもうさぐるのはやめよう)

お互いのことをもう　さぐるのはやめよう

(もうわかっているきみはぼくがすきでぼくはきみがすき)

もうわかっている　君は僕が好きで　僕は君が好き

(しあわせにするといつでもおもってはいるけど)

幸せにするといつでも　思ってはいるけど

(どんなふうにすればいいかこのぼくにもわからない)

どんな風にすればいいか　この僕にもわからない

(そんなもの)

そんなもの

(ふたりであるいてみようひとりぼっちだったじぶんを)

二人で歩いてみよう　一人ぼっちだった自分を

(おたがいにわすれずにいればきっとへいき)

お互いに忘れずに　いればきっと平気

(いままででいちばんすてきなこいをしようよ)

今までで一番　素敵な恋をしようよ

(もうこんなぼくでいいかなんておもわない)

もうこんな僕で　いいかなんて思わない

(せかいでいちばんすてきなこいをしようよ)

世界で一番　素敵な恋をしようよ

(とりあえずそれがぼくらのもくひょう)

とりあえずそれが　僕らの目標

(こどものころのしゃしんをきみにみせたとき)

子供の頃の写真を　君に見せたとき

(あたりまえだけどじぶんがいないから)

あたりまえだけど　自分がいないから

(くやしいといったね)

くやしいといったね

(ゆうぐれぼくのまちにはちょこれいとこうじょうのにおいがする)

夕暮れ僕の街には　チョコレイト工場のにおいがする

(いつかおいであのかわらにじてんしゃでつれてゆくよ)

いつかおいで　あの河原に自転車でつれて行くよ

(きみはきづいていないしゃべりかたすこしずつだけど)

君は気付いていない　しゃべり方少しずつだけど

(ぼくににてるもっともっとかえてしまいたい)

僕に似てる　もっともっと変えてしまいたい

(きみをわらわせたいちからずくでもわらわせたい)

君を笑わせたい　力ずくでも笑わせたい

(そしてとしをとりいつかしわくちゃになったら)

そして年をとり　いつかしわくちゃになったら

(そのわけはぼくのせいだといわせたいんだ)

そのわけは僕の　せいだと言わせたいんだ

(きみのほほえみはみんなをしあわせにする)

君のほほえみは　みんなを幸せにする