Last Dance

(たそがれたせかいで)

黄昏れた世界で

(ひとりとりのこされた)

独り…取り残された

(なにもこわくなんてないのに)

何も恐くなんてないのに

(よめないあすなら)

読めない未来(あす)なら

(ほしくないからすてた)

欲しくないから　捨てた

(まるでかわらないうんめいのわだちを)

まるで変わらない運命の轍(わだち)を

(まわしてるのはあなた)

回してるのはアナタ？

(もとめてるのはわたし)

求めてるのはワタシ？

(あのひのやくそくだけ)

あの日の約束だけ

(いまこのむねでくりかえすの)

今この胸で繰り返すの

(こよいのつきはひどくきれいにかがよう)

今宵の月は　ひどく綺麗に赫(かがよ)う

(もうにどとかえれぬみちへ)

もう二度と帰れぬ路へ

(おもいをゆだねなつかしいゆめをみて)

想いを委ね　懐かしい夢を見て

(ただひとつのぞみよかなえとおどる)

ただ一つ　望みよ叶えと躍る

(たそがれたせかいで)

黄昏た世界で

(すべてはかなえられた)

全ては叶えられた

(つよくのぞまれたおわりに)

強く渇望(のぞ)まれた終わりに

(あてどなきおもい)

当(あ)て所(ど)なき感情(おもい)

(かせはとうについえた)

枷はとうに潰えた

(とおくにながめるはんえいのかんきを)

遠くに眺める繁栄の歓喜を

(なげいてるのはあなた)

嘆いてるのはアナタ？

(うけいれたのはわたし)

受け入れたのはワタシ？

(うたがうことないまま)

疑うことないまま

(ただこのむねがふるえてるの)

ただこの胸が震えてるの

(こよいのつきはひどくはかなくかがよう)

今宵の月は　ひどく儚く赫(かがよ)う

(まだみえぬよろこびのなか)

まだ見えぬ　悦びの中

(おぼろにうかぶせつなさとうらはら)

朧に浮かぶ　刹那さと裏腹

(ただひとつてにしたつよさをてらす)

ただひとつ　手にした強さを照らす

(ひかりよ)

「光よ…」

(てをのばすのはあなた)

手を伸ばすのはアナタ？

(こがれてるのはわたし)

焦がれてるのはワタシ？

(あのひのやくそくだけ)

あの日の約束だけ

(いまこのむねでくりかえすの)

今この胸で繰り返すの

(こよいのつきはひどくきれいにかがよう)

今宵の月は　ひどく綺麗に赫(かがよ)う

(もうにどとかえれぬみちへ)

もう二度と帰れぬ路へ

(おもいをゆだねなつかしいゆめをみて)

想いを委ね　懐かしい夢を見て

(ただひとつのぞみよかなえとおどる)

ただ一つ　望みよ叶えと躍る

(やがてあくるせかいのよに)

やがて明くる　世界の夜に