HOPELESS

(なにもかもなにもかもなにもかもいらない)

なにもかもなにもかもなにもかも要らない

(そのすべてをつれさってよ)

その全てを連れ去ってよ

(どこまでもざんこくでむなしいせかいから)

どこまでも残酷で虚しい世界から

(ぼくらをすくいだして)

ぼくらを救い出して

(いつまでもにがてなままなごめんねとありがとう)

いつまでも苦手なままなごめんねとありがとう

(かおいろをよみあうきずなはいばしょにできなくて)

顔色を読み合う絆は居場所にできなくて

(あやまちのかずをかぞえてはおとなになったきがしてた)

過ちの数を数えては大人になった気がしてた

(ひびつよくなっていくことすらいつしかくつうにかわってた)

日々強くなっていくことすらいつしか苦痛に変わってた

(なにもかもなにもかもなにもかもいらない)

なにもかもなにもかもなにもかも要らない

(そのすべてをつれさってよ)

その全てを連れ去ってよ

(どこまでもざんこくでむなしいせかいなら)

どこまでも残酷で虚しい世界なら

(もっときれいなうそでじょうずにだましきって)

もっときれいな嘘で上手に騙しきって

(いくどとなくはきすててたさよならとあいしてる)

幾度となく吐き捨ててたさよならとあいしてる

(ひとりきりがきらいなくせにふたりをえらべなくて)

一人きりが嫌いなくせに二人を選べなくて

(だれかにつつみこまれるほどこどくになってくきがしてた)

誰かに包み込まれるほど孤独になってく気がしてた

(おなじおんどにはなれやしないからだをどうしてあいせるの？)

同じ温度にはなれやしない身体をどうして愛せるの？

(なにもかもなにもかもなにもかもいらない)

なにもかもなにもかもなにもかも要らない

(そのすべてをけしさってよ)

その全てを消し去ってよ

(つよがりでよわがりなからっぽのこころを)

強がりで弱がりな空っぽの心を

(みたしていけるようななにかがただほしくて)

満たしていけるような何かがただ欲しくて

(だれかをきずつけよごしてもきみのきずあとはきえないよ)

誰かを傷つけ汚しても君の傷跡は消えないよ

(かがいしゃにうまれかわるひとがだれよりいちばんよわいんだ)

加害者に生まれ変わる人がだれより一番弱いんだ

(まちがえてまちがえてそれでもさがしつづけ)

間違えて間違えてそれでも探し続け

(てにしたこたえがあるのなら)

手にした答えがあるのなら

(たとえそれがありふれたもはんかいとうでも)

例えそれがありふれた模範解答でも

(きみだけのしんじつにそのてでしていけばいい)

君だけの真実にその手でしていけばいい

(とおまわりだったねとわらいあえばそれでいい)

遠回りだったねと笑い合えばそれでいい