ひとつの国のリラ
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歌詞(問題文)
(ひとつくにのそのりらそらてらすざんこくだけがらわしいうそつきのおおかみ)
一つ国のそのリラ・ソラテラス 「残酷だ汚らわしい」嘘つきのオオカミ
(きょうをただいのれめいせいをただわらえ)
男「教をただ祈れ」 女「名声をただ笑え」
(かれはこどくだった)
彼は孤独だった
(きみはむりょくだただいきをしてふれてあいをしることでしか)
「君は無力だ、ただ息をして触れて哀を知ることでしか」
(かれはないたなみだもしらずこどくなかれのてをつないでかのじょはいう)
彼は泣いた、涙も知らず 孤独な彼の手を繋いで 彼女は言う
(いきてしんでめぐりそしてこいにおちるやくそくごとふたりえみそらにともし)
生きて死んで巡りそして恋に落ちる 約束事二人笑み空に燈し
(ことばにすればきえちゃうほどにもろくあわくせつないじかんのかざりに)
言葉にすれば消えちゃう程に 脆く淡く切ない時間の飾りに
(つなぐゆびさきがはなれるほどのつみをばつをかれはひとりでせおった)
繋ぐ指先が離れる程の 罪を罰を彼は1人で背負った
(ひきはがすのはしきさいのらくでいろあせたかれのねをしずかに)
引き剥がすのは色彩の楽で 色褪せた彼の音を静かに
(おえつとだいた)
嗚咽と抱いた
(ほらのろえとのろえとひとつこわせこわせとろうばがわらいかけ)
ホラ 「呪え」と「呪え」と一つ 「壊せ」と「壊せ」と老婆が笑いかけ
(おどれるるりらるるりらともにかんじょうとそんざいをゆだねささげよう)
踊れ ルルリラルルリラ 共に感情と存在を委ね捧げよう
(きさまらに)
貴様らに
(かなしみもよろこびもいたむこころもなくてぱっときえたぬくもり)
悲しみも喜びも痛む心も無くて パッと消えたぬくもり
(かのじょはとうそらにこうなけどなけどかれをまつ)
彼女は問う空に乞う 泣けど泣けど彼を待つ
(あいたいしにたいしにたいあいたいかれをおもい)
「逢いたい死にたい死にたい逢いたい」 彼を想い
(ひとはもろくひとはきたないものでしょう)
人は脆く人は汚いモノでしょう
(かんじょうひとつすくえないのはほほをつたうひかりとおんどのゆくえに)
感情一つ救えないのは 頬を伝う光と温度の行方に
(うまれかわれたらまたつむぎたいそれがそれがそれがただひとつのねがい)
生まれ変われたらまた紡ぎたい それがソレがそれがただ一つの願い
(ひいろのそらにおちるかなしみはかさねがさねぬいあわせるいとで)
燈色の空に落ちる悲しみは 重ね重ね縫い合わせる糸で
(にくしみのおと)
憎しみの音
(おどれやわめけ)
踊れや喚け
(きがついたときなみだでそまるかのじょはかのじょはうなだれ)
気がついたとき涙で染まる 彼女は彼女はうなだれ
(ゆびのさきにのこったかれとだけのおもいでともしたひといのちをたつ)
指の先に残った彼とだけの思い出 灯した火と命を絶つ
(そしてきみはかげをなくしときにながれやくそくごとひとりえみそらにともし)
「そして君は影を無くし、時に流れ」 約束事一人笑み空に燈し
(あいしていたのはいつわりじゃなくちいさくなるはかないふたつのねをなくす)
愛していたのは偽りじゃなく 小さく鳴る儚い二つの音を無くす
(ひとつもりのなかわすれたえほんひとをあいしひとをにくむものがたり)
一つ森の中、忘れた絵本 人を愛し人を憎む物語
(かのじょがいきたせつなるねがいはいまはだれもがわすれたちいさなこどものころで)
彼女が生きた切なる願いは 今は誰もが忘れた小さな子供の頃で