プロローグ／清水翔太

(ぷろろーぐでおわったこいが)

プロローグで終わった恋が

(ぼくをおくびょうにさせるから)

僕を臆病にさせるから

(きみのめもまっすぐみれずたちすくむ)

君の目もまっすぐ見れず立ちすくむ

(ひとをすきになるってこと)

人を好きになるってこと

(いまでもまだこわいけれど)

今でもまだ怖いけれど

(きみをみつけてしまったよ)

君を見つけてしまったよ

(みつけてしまったよ)

見つけてしまったよ

(ぼくのしんぞうがきみにちかづくたびに)

僕の心臓が君に近付くたびに

(なにかつたえたそうにこどうをつよめる)

何か伝えたそうに鼓動を強める

(いまとおいとおいみらいをめざして)

今遠い遠い未来を目指して

(さいしょのいっぽをきっとふみだした)

最初の一歩をきっと踏み出した

(いましずかにこいがはじまって)

今静かに恋が始まって

(ぼくはながくながくきみをおもうのだろう)

僕は長く長く君を想うのだろう

(ぷろろーぐでおわったこいの)

プロローグで終わった恋の

(ありもしないそのつづきを)

ありもしないその続きを

(よくそうぞうしていたんだよくやしくて)

よく想像していたんだよ悔しくて

(えいがみたいにせつなくて)

映画みたいに切なくて

(やさしくてあまいｌｏｖｅｓｔｏｒｙ)

優しくて甘いlove story

(もちろんこんなんもあるけど)

もちろん困難もあるけど

(はっぴーえんどだよ)

ハッピーエンドだよ

(そんなつごうのいいものがたりをえがいて)

そんな都合のいい物語を描いて

(でられなくなったんだこころはめいろだ)

出られなくなったんだ心は迷路だ

(でもとおいとおいみらいをめざして)

でも遠い遠い未来を目指して

(さいしょのいっぽをやっとふみだせた)

最初の一歩をやっと踏み出せた

(いまたしかにこいをだきしめて)

今確かに恋を抱きしめて

(ぼくはもういちどまたあいをむかえにいくよ)

僕はもう一度また愛を迎えに行くよ

(ぼくのしんぞうがきみにちかづくたびに)

僕の心臓が君に近付くたびに

(なにかつたえたそうにこどうをつよめる)

何か伝えたそうに鼓動を強める

(もしぼくのこいがまたぷろろーぐで)

もし僕の恋がまたプロローグで

(おわってしまったとしてもかまわない)

終わってしまったとしても構わない

(きみにこいしたことをこうかいしない)

君に恋したことを後悔しない

(ぼくはながくながくきみをおもうだろうけど)

僕は長く長く君を想うだろうけど