東京協奏曲

(おれはびるとそらをみていたよ)

オレはビルと空を見ていたよ

(きえていくのはくものかけらさ)

消えていくのは雲のかけらさ

(おれはきみときえてゆくまでの)

オレは君と消えてゆくまでの

(ときよえいえんになれかなでてゆけ)

時よ永遠になれ　奏でてゆけ

(たとえることはむずかしいけど)

例えることは難しいけど

(たちどまるよりあるくより)

立ち止まるより　歩くより

(かのじょはいうなれば)

彼女は言うなれば

(おどるようにいきているかんじだ)

踊るように生きている感じだ

(とうきょうはゆめもこいもいたみも)

東京は夢も恋も痛みも

(あいもぽじもねがもうたにかえる)

愛もポジもネガも歌に変える

(ならせおれのいのちのおくの)

鳴らせオレのいのちの奥の

(てつのげんのひかりをひびかせるように)

鉄の弦の光を響かせるように

(からっぽだけどうごいていた)

空っぽだけど動いていた

(ちをながしてもわらってた)

血を流しても笑ってた

(たのしそうじゃないけど)

楽しそうじゃないけど

(あいつはそれをおもしろがってた)

あいつはそれを面白がってた

(おんりーわんさえ)

オンリーワンさえ

(もういまはあやしいけど)

もういまはあやしいけど

(ただまえにまえにすすんでいる)

ただ前に前に進んでいる

(だけどしまいこんでわすれようとした)

だけど仕舞い込んで忘れようとした

(おもいはこのまちの)

想いはこの街の

(みらいにしみとなって)

未来に沁みとなって

(きずとなってほこりとなって)

傷となって誇りとなって

(ゆめがかなえられないひとも)

夢が叶えられない人も

(もどろうとしてもどれないひとも)

戻ろうとして戻れない人も

(きみやかのじょのゆめのかけらも)

君や彼女の夢のかけらも

(つれてあしたをつくろうこのまちで)

連れて明日を作ろう　この街で

(とうきょうはゆめもこいもいたみも)

東京は夢も恋も痛みも

(あいもぽじもねがもうたにかえる)

愛もポジもネガも歌に変える

(ならせおれのいのちにふれてく)

鳴らせオレのいのちに触れてく

(てつのげんをかきならしあいのうたで)

鉄の弦をかき鳴らし愛の歌で

(ことばになれめろでぃーになれこのばしょで)

言葉になれ　メロディーになれ　この場所で