永遠 / Mr.Children

(さくらまうゆうほどう)

桜舞う遊歩道

(はなびあがるよるのはまべ)

花火あがる夜の浜辺

(ひらひらきらきら)

ヒラヒラキラキラ

(きおくのなかでひかってる)

記憶の中で光ってる

(れんずをむけるたび)

レンズを向けるたび

(かおをそむけていたのは)

顔を背けていたのは

(てれてるだけだと)

照れてるだけだと

(りかいしようとしてきたんだ)

理解しようとしてきたんだ

(さまよえばさまようほど)

彷徨えば彷徨うほど

(でぐちからとおくはなれるめいろみたい)

出口から遠く離れる迷路みたい

(いまもこたえをさがしてあるいてんだよ)

今も答えを探して歩いてんだよ

(きみのいないばしょで)

君のいない場所で

(ひとりきりしゃったーをおすひとさしゆび)

独りきりシャッターを押す人差し指

(そのれんずのさきには)

そのレンズの先には

(ひっしでなにかをぼくにつたえようとしてる)

必死で何かを僕に伝えようとしてる

(あのひのきみがみえる)

あの日の君が見える

(いっしゅんでさえものがしたくなくて)

一瞬でさえも逃したくなくて

(むちゅうでおいかけるよ)

夢中で追いかけるよ

(いまはもう)

今はもう

(ここにはいないきみのえがおを)

ここにはいない君の笑顔を

(きみをしるひとから)

君を知る人から

(きみについてきかれるたび)

君について聞かれるたび

(どうしていいのか)

どうしていいのか

(そのばからたちさるだけ)

その場から立ち去るだけ

(かたらえばかたらうほどきもちからとおく)

語らえば語らうほど気持ちから遠く

(ことばはむいみになる)

言葉は無意味になる

(きょうりょくなこいのまほうがまだとけてないから)

強力な恋の魔法がまだ解けてないから

(しあわせとすらかんじる)

幸せとすら感じる

(そらにのこされたしろいひこうきぐも)

空に残された白い飛行機雲

(ふとじぶんがかさなる)

ふと自分が重なる

(すごいすぴーどでいってしまうきみに)

凄いスピードで逝ってしまう君に

(ひっしでおいすがる)

必死で追い縋る

(きみさえしらない)

君さえ知らない

(ほんとうのきみをみせてあげたかった)

本当の君を見せてあげたかった

(しずかにねむってるよこがおもきれいだ)

静かに眠ってる横顔も綺麗だ

(ときはゆきすぎるそこになんらかのいみを)

時は行き過ぎるそこになんらかの意味を

(ひとはみいだそうとするけど)

人は見出そうとするけど

(じょうだんがすぎる)

冗談が過ぎる

(たとえかみさまであってもしぬまでゆるさない)

たとえ神様であっても死ぬまで許さない

(ひとりきりしゃったーをおすひとさしゆび)

独りきりシャッターを押す人差し指

(そのれんずのさきには)

そのレンズの先には

(なみだいろをしたあめでおおわれていても)

涙色をした雨で覆われていても

(えがおのきみがみえる)

笑顔の君が見える

(ぼくしかしらない)

僕しか知らない

(いとおしいしぐさを)

愛おしい仕草を

(このむねにやきつけるよ)

この胸に焼き付けるよ

(おこってるかおもたまらなくすきだった)

怒ってる顔も堪らなく好きだった

(もうあえなくてもきみはぼくのなかのえいえん)

もう会えなくても君は僕の中の永遠