天使と悪魔

(またしてもやってきました)

またしてもやってきました

(このしそうかいろ)

この思想回路

(でぐちがみえない)

出口が見えない

(せいかいなんてわかんない)

正解なんてわかんない

(てんしはいう おもいのままにゆきなさい)

天使は言う 「思いのままにゆきなさい」

(あくまはいう すべてうらめにでるだけだ)

悪魔は言う 「すべて裏目に出るだけだ」

(みみもとでささやく)

耳元でささやく

(このこころゆさぶる)

この心揺さぶる

(わたしのこころのなかに)

私の心の中に

(てんしとあくまがいる)

天使と悪魔がいる

(どちらにつくかはじぶんしだいだ)

どちらにつくかは自分次第だ

(てんごくもじごくもたいしてかわりはない)

天国も地獄も大して変わりはない

(そのばしょでじぶんらしくいられるかどうかだ)

その場所で自分らしくいられるかどうかだ

(あがってはさがるまいにち)

上がっては下がる毎日

(ぷらまいぜろでもあるきつづける)

プラマイゼロでも歩き続ける

(このままでいいの)

このままでいいの？

(てんしはいう きっといつかむくわれる)

天使は言う 「きっといつか報われる」

(あくまはいうあしたいきてるほしょうはない)

悪魔は言う「明日生きてる保証はない」

(えいえんにくりかえす)

永遠にくり返す

(おわらないおしもんどう)

終わらない押し問答

(わたしのこころのなかにてんしとあくまがいる)

私の心の中に天使と悪魔がいる

(どちらにてんじてもうらみっこなしだ)

どちらに転じても恨みっこ無しだ

(いつわりもしんりもたいしてかわりはない)

偽りも真理も大して変わりはない

(そのこたえしんじつづけてゆくだけだ)

その答え信じ続けてゆくだけだ

(だいじょうぶだいじょうぶきっとすべてうまくいくよ)

「大丈夫、大丈夫。きっとすべてうまくいくよ」

(やめようよやめようよきずつくのはもういやだ)

「やめようよ、やめようよ。傷つくのはもう嫌だ」

(みみもとでささやく)

耳元でささやく

(このこころゆさぶる)

この心揺さぶる

(わたしのこころのなかでてんしとあくまがいう)

私の心の中で天使と悪魔が言う

(どちらにつくかはあなたしだいだ)

「どちらにつくかはあなた次第だ」

(こうかいないようにせいぜいまよいなさい)

「後悔ないようにせいぜい迷いなさい」

(めをとじて)

目を閉じて

(りょうみみふさいだ)

両耳ふさいだ

(わたしのこころのなかにてんしとあくまがいる)

私の心の中に天使と悪魔がいる

(どちらのしょうたいもじぶんじしんだ)

どちらの正体も自分自身だ

(てんごくもじごくもきのむくまますすめ)

天国も地獄も気の向くまま進め

(そのばしょでじぶんらしくいられるかどうかだ)

その場所で自分らしくいられるかどうかだ