ディアノイア

(こぼれおちたひびに)

こぼれ落ちた日々に

(さよならはせつなくて)

サヨナラは切なくて

(とどかないこのてを)

届かないこの手を

(そらにのばしたら)

空に伸ばしたら

(やくそくのあのひと)

約束のあのひと

(かわらないなつのひび)

変わらない夏の日々

(つたえたいことばはおもいだせなくて)

伝えたい言葉は想い出せなくて

(せぴあいろのふうけいは)

セピア色の風景は

(いとしいきおくそらにほどける)

愛しい記憶空にほどける

(すれちがうひとのなかでいくせんのゆめをみて)

すれ違う人の中で幾千の夢を見て

(あめあがりのはなはきらりひかりあびて)

雨上がりの花はキラリ　光浴びて

(ほほえみのなみだのあと)

微笑みの涙のあと

(なつにふるゆきのように)

夏に降る雪のように

(かぜのようにくものように)

風のように雲のように

(ほらつつみこむあいがある)

ほら、包み込む愛がある

(やさしくほほえんで)

優しく微笑んで

(だきしめてくれたから)

抱きしめてくれたから

(いまもすみわたるよ)

いまも澄みわたるよ

(ふゆのそらのように)

冬の空のように

(かきとめたことばは)

書き留めた言葉は

(つけたはずのにっきと)

つけたはずの日記と

(おもいではきれいなゆめをつむぐから)

想い出はキレイな　夢を紡ぐから

(あえなくてもしんじてる)

会えなくても信じてる

(かがやいているきみのひとみを)

輝いている君の瞳を

(ふりだしたあめのなかで)

降り出した雨の中で

(せつなくてかさもない)

切なくて傘もない

(まちつづけたとけいみてたかげがのびる)

待ち続けた時計見てた影が伸びる

(あいまいなせかいのなか)

あいまいな世界の中

(まよわずにはぐれずに)

迷わずに逸(はぐ)れずに

(つきのようにほしのように)

月のように星のように

(いまみつめあうあいがある)

今、見つめ合う愛がある

(すれちがうひとのなかでいくせんのゆめをみて)

すれ違う人の中で幾千の夢を見て

(あめあがりのきみはきらりひかりあびて)

雨上がりの君はキラリ　光浴びて

(ほほえみのなみだのあと)

微笑みの涙のあと

(なつにふるゆきのように)

夏に降る雪のように

(かぜのようにくものように)

風のように雲のように

(ほらつつみこむあいがある)

ほら、包み込む愛がある

(いつまでもかわらない)

いつまでも変わらない

(ほらしんじつのあいがある)

ほら、真実の愛がある