青き此方

(ひざしのあつさをわすれるくらいに)

日差しの暑さを忘れるくらいに

(じめんをけったこどものころのように)

地面を蹴った　子供の頃のように

(きみのこえばかりおぼえている)

キミの声ばかり覚えている

(ぼくらのかげはなつのかぜのなか)

僕らの影は夏の風の中

(まぶしいほどにきざまれて)

眩しいほどに刻まれて

(ふかくつよくふたりはいつかはとおくへ)

深く（強く）2人は（いつかは）遠くへ

(たいせつなものをいつもわけてくれたよね)

大切な物をいつも　分けてくれたよね

(せなかささえてくれてありがとう)

背中ささえてくれて　ありがとう

(ぼくのてにむすばれたことばは)

僕の手に結ばれた言葉は

(かげることのないまばゆさに)

陰ることのない　まばゆさに

(あおいあおいなつへつづいていくこのばしょから)

青い青い夏へ続いていく　この場所から

(あえるひにやくそくを)

合える日に約束を

(きみとずっと)

キミと（ずっと）

(ちいさなあかりがよるのうみをいく)

小さな灯りが夜の海を行く

(きぼうとねがいいのりにめをとじて)

希望と願い　祈りに目を閉じて

(おなかがすいてもしんぱいない)

お腹が空いても心配ない

(きみのおもいでもうむねいっぱい)

キミの想いでもう胸一杯

(どんなことでもがんばれる)

どんなことでも頑張れる

(めざせあすへわらえここでさいごまで)

目指せ（明日へ）笑え（ここで）最後まで…

(もうだいじょうぶなみだはゆうきにかえたよ)

もう大丈夫　涙は勇気に変えたよ

(ほむらのつよさくれてありがとう)

焔の強さくれて　ありがとう

(ぼくのてにむすばれたこころが)

僕の手に結ばれた心が

(とぎれることないぬくもりを)

途切れることない温もりを

(とおいとおいなつへつないでいくこのばしょから)

遠い遠い夏へ繋いでいく　この場所から

(またきみのてのなかに)

またキミの手の中に

(にまいのかいがらはまるで)

二枚の貝殻はまるで

(にじいろのちょうのようにうみをはばたききみにかえるぼくをつれて)

虹色の蝶のように海を羽ばたき　キミに帰る（僕を連れて）

(あおいそらおいこしていくから)

青い空　追い越していくから

(だれかがのこしたなつのむかしばなしとか)

誰かが残した夏の昔話とか

(いつかきみにとどくとうれしい)

いつかキミに届くと嬉しい

(ふたりがてをむすんだおもいで)

二人が手を結んだ思い出

(めをとじればほらよみがえる)

目を閉じればほらよみがえる

(あおいあおいなつをかけつづけたこのばしょには)

青い青い夏を駆け続けた　この場所には

(ぼくらがきざまれていた)

僕らが刻まれていた

(あおくそらがあおくうみがそまるきせつまで)

青く（空が）青く（海が）染まる（季節）まで