イドフロイデ/絶海
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歌詞(問題文)
(どうしためがまわるきみ)
どうした?目が回る君
(くろうしたくてすさんだのうを)
苦労したくて荒んだ悩を
(そんなにいやかいはじに)
そんなに嫌かい愧じに
(そそぎこむれつじょうをはんだ)
注ぎ込む劣情を食んだ
(きたいにすむたびに)
危殆に棲む度に
(ぼくらはきぼうをわすれてる)
僕らは希望を忘れてる
(すれちがいなんてさ)
すれ違いなんてさ
(いまだけだよぐもんさ)
今だけだよ。愚悶さ
(いのちをきざんでゆくさびに)
命を刻んでゆく錆びに
(みたしたいあいをくみとって)
満たしたい哀を汲み取って
(さいていなあいもつきそうね)
最低な愛も尽きそうね!
(みとめないだろう)
認めないだろう?
(みそれないげんちょうにあいをふさいで)
見逸れない幻聴に眼意を塞いで
(みないげいごうにたいをこばんだ)
見ない迎合に他意を拒んだ
(つらいだろういみもないりそうだ)
辛いだろう?意味もない理想だ
(すべておきさって)
全て置き去って
(いとめないよくぼうにあいとくさって)
射とめない欲望に相と腐って
(じれんまごとぎそうこうさくで)
ジレンマごと偽装工作で
(きたいなどきみをあいさない)
期待など君を愛さない
(このしろいせかいだって)
この白い世界だって
(よごされたいそのむねにきざんで)
汚されたいその胸に刻んで
(こどくとせいのかんせい)
孤独と所為の陥穽
(どうしためがさえるきみ)
どうした?目が冴える君
(つごうはえごだむそうをおごれよ)
都合はエゴだ。夢想を驕れよ
(もんだいこころのはじに)
問題!心の端に
(しばりつくこのれっとうなんだ)
縛りつくこの劣等なんだ?
(いまをつぐたびに)
今を継ぐ度に
(みらいはまたそのにのつぎ)
未来はまたその二の次
(ひかくにつかれたきみのあいはゆらいだ)
比較に憑かれた君の愛は揺らいだ
(いのちをきらったあしかせに)
命を嫌った足枷に
(めをむけずえいをよりどって)
目を向けず栄を選り取って
(ごうまんなつごういいもうそうね)
高慢な都合いい妄想ね
(かわれないだろう)
変われないだろう?
(あたまないてんさいはといにすがって)
頭無い天災は問いに縋って
(こたえはないよもうしゅうばっか)
答えはないよ。妄執ばっか
(つらいんだよはてのないきょぞうだ)
辛いんだよ。果ての無い虚像だ
(わらっておきさって)
嗤って置き去って
(いとけないげんじょうにあいそつかして)
稚い現状に愛想尽かして
(いたいんだでもじぎょうとふさいで)
痛いんだ。でも自業と塞いで
(みらいなどだれもあいさない)
未来など誰も愛さない
(みちはとうになくなって)
道はとうに無くなって
(きずをひらくそのむねにしばって)
傷を開くその胸に縛って
(じめつとたいのかいえん)
自滅と他意の海淵
(さいていなことばにめをひらいて)
最低な言葉に目を開いて
(くだらないとおもてにつばはくんだ)
くだらないと面に唾吐くんだ
(みかんせいなこころにみみだてて)
未完成な心に耳立てて
(いたんないとこのてでつらつくんだ)
至んないとこの手で面突くんだ
(そしてそのめにみつかれた)
そしてその眼に魅憑かれた
(にげばのないこころをしするむげのえんさよ)
逃げ場のない心を嗜する無碍の怨嗟よ
(ほうりすてられたみずからのぐらすにうつるのは)
放り捨てられた自らのグラスに映るのは
(いどのえつじょう)
イドの悦情
(いみもないなぜんもあいもとうたして)
意味もないな、善も愛も淘汰して
(みないふりしてたいをひきずって)
見ないふりして他意を引きずって
(じえつおうのうなじんせいだって)
自悦懊悩な人生だって
(きれいなほどきせいでおわってしまうなど)
綺麗な程、既成で終ってしまうなど
(きみはゆるせない)
「君は許せない」
(もういちどふりむいてよ)
もう一度振り向いてよ
(あぁなんどだってあいをはいて)
あぁ何度だって哀を吐いて
(きたいにきしたあいがないんだ)
危殆に帰した。愛が無いんだ
(みたせないさけれないうれいが)
満たせない避けれない憂いが
(しばりついていて)
縛りついていて
(ぼくのせいだ)
僕のせいだ
(ぜんぶもうすてさって)
全部もう捨て去って
(いたいんだめをふさいでいたって)
痛いんだ目を塞いでいたって
(わかるだろうだれもゆるせない)
分かるだろう?誰も許せない
(このきぼうをうちぬいて)
このキボウを撃ち抜いて
(みつけたんだ)
見つけたんだ
(あいのおくでゆらいだきたいとあいたいをさしだして)
隘の奥で揺らいだ期待と靉靆を差し出して
(もうみないふりしていたってさ)
もう、見ない振りしていたってさ
(そうのぞんでいたいんだろう)
そう望んで居たいんだろう?